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翻訳デバイス「ili(イリー)」が12月6日に国内先行販売開始。1万6800円で2018台の数量限定

使うために海外に行きたさはある

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ウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」が12月6日(水)から日本国内で個人向け先行販売を開始します。2018台の限定で、価格は1万6800円(税抜)。なお、通常販売時には1万9800円(税抜)になるとのこと。

iliはログバーが1月に発表した翻訳デバイスiliに話した内容をその場で英語、中国語、韓国語に翻訳することが可能です。

従来モデルは翻訳できるのが1言語のみで、多言語に変更するには管理ステーションを利用する必要がありました。しかし、先行販売される2018年モデルでは日本語から英・中・韓への翻訳が可能になるそうです。

翻訳にはネット接続は必要なく、訳語はすべてili本体に内蔵。このため、インターネットに接続していない状況でも使えます。その代わり、翻訳は旅行に特化しており、ビジネスの場での翻訳には不向き。

また、たとえば日本語→中国語に翻訳して相手に伝えても、相手の言葉を日本語には翻訳できないので細かい話をされても苦労します。質問等はできるだけイエス・ノーなど単純な回答になるようにする工夫は必要です。

それでも自分の言いたいことを伝えられるだけでも、旅先での快適さはぐっと増しそうです。

先行販売分の発送は12月8日~9日を予定しているとのことなので、年末年始に海外旅行を計画している人も間に合いますね。

最近はGoogleのPixel Budsなど、この手の翻訳デバイスが増えていますが、基本的にスマートフォンと連携して使うものばかり。当然インターネット接続が必要になるので、ネットが不要なiliは海外での通信環境を準備するのが苦手という海外初心者ほど便利かもしれません。

(source PRTimes, ili公式サイト)