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HUAWEIとGoogle、Raspberry PiっぽいAndroid向け開発ボードを発表

価格は$239.99。ちょっと高いけど、開発者には便利なのかな?

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HUAWEIとGoogleが、Raspberry PiののようなSingle Board Computer(SBC)、HiKey 960を発表しました。

Raspberry Piのようにそれを使ってなにかしらをDIYするのが目的ではなく、Android開発者向けの製品でアプリのテストなどに使用するするのが目的のもので、96Boards規格に準拠しています。

SoCはHUAWEIのKirin 960、RAMは3GBで32GBのストレージを搭載。通信はWiFi(802.11 b/g/n/ac)とBluetooth 4.1で残念ながらSIMは挿せません。しかしPCIe M.2スロットがあるので、別途通信モジュールなどを組み込むことは可能なようです。

価格は、Raspberry Piなどと比べるとはるかに高く、$239.99となっています。ちょっとしたスマートフォンが買えそうですが、それでもこういった開発ボードのほうが汎用性があるのでしょうね。なお、Android 7.1をインストールすることが可能で、その方法はGoogleの開発者サイトで公開されています。

現在、米Amazonで販売中ですが、日本への発送には非対応。ちなみに日本ではSwitch Scienceが販売します(5月上旬入荷予定)。

LeMaker HiKey 960 Single Board Computer – 96Boards Reference Development Platform (3GB LPDDR4)
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(via Android Community)
(source PC World)