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ハワイで弾道ミサイル到達の緊急警報。スマホやテレビに警報が表示、もちろん誤報

米国だと端末によって表示されないとかはないのかな?

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北朝鮮からミサイルが発射されるたび、アラームを出す必要があるのか?と話題になるJアラート(全国瞬時警報システム)。スマートフォンへの通知には3GPPで標準化されている地震や津波の警報に使われているETWSの仕組みが利用されていますが、この緊急警報は何も日本だけのことではなく、海外でも利用されている仕組みです。

その警報が13日8時過ぎ(現地時間)のハワイで鳴り響いたそうです。

内容は、トップ画像にあるように、「弾道ミサイルがハワイに迫っているので、すぐにシェルターに探しなさい。これは訓練ではない」というもの。

BALLISTIC MISSILE THREAT INBOUND TO HAWAII. SEEK IMMEDIATE SHELTER. THIS IS NOT A DRILL.

もちろんこれは誤報。

ハワイの知事によると、シフト交代時に職員が誤った操作をしたのが原因だとのこと。ミサイルが到達するシナリオも準備されているということですね。この警報、スマートフォンだけではなく、テレビなどにも表示されたようです。

スマートフォンの表示は、ETWSと同じもののように見えます。米国ではCommercial Mobile Alert System(CMAS)というのがあるので、通知自体はこちらが使われているのでしょう。なお、Jアラートに該当する仕組みとしてはEmergency Alert System (EAS)があります。

それにしても、シェルターを探せという直接的な表現がいかにもアメリカっぽいです。あちこちにシェルターあるのでしょうか?

なお、日本だとJアラートSIMフリー端末で受け取れないことが話題になりますが、Android 8.1以降では改善される見込みです。

(via The Verge)
(source Twitter)