カテゴリ:レビュー

第2世代のAirPodsはAndroidでは使いづらい

積極的に使う人はいないのかもしれませんが

𝕏

※記事の内容は執筆時点のものです。記事内のリンクからアフィリエイト報酬を得ることがあります。

本日発売となった、第2世代のAirPodsを購入してみました。もちろん、ワイヤレス充電ケース付きのほうです。

Apple製品での使い勝手はあちこちで出てくると思うので、とりあえず第1世代と同様にAndroidで使えるか試してみました。結論としては、使えはするけど第1世代と比べると不安定です。

追記:その後、主な不具合は解消されたようです。

外観は第1世代とほぼ同じ

使い勝手の前に見た目の違いから。

第1世代との外観的な違いですが、ワイヤレス充電対応になっただけあり、ケースは簡単に見分けがつきます。

▲左が第2世代のワイヤレス充電ケース
▲背面はボタン位置が中央になったのと金具の仕上げが変っています(左が第2世代)

イヤホン自体は外観上では見分けがつきません。

▲左が第2世代。まざったら分からなくなりそう……

一応違いらしいものと言えば、第1世代には技適マークがありましたが、第2世代にはありません。

▲左が第2世代。右の第1世代には技適マークが印刷されていますが、第2世代にはありません

Androidだと動作が不安定。ユーティリティアプリも使用不可

そんな第2世代のAirPodsをPixel 3 XLとペアリングして試してみました。

ペアリング自体は何の問題もなく行え、Bluetoothイヤホンとしても利用できたのですが、以下の挙動が見られました。

  • 接続直後の1回のみ(?)、ボリューム設定にかかわらず爆音になる。ボリュームを弄れば解決。ただ、爆音にならない時もある。
  • Bluetooth接続している状態でも、Pixel 3 XL本体から音がでることがある。2回ほどなりましたが、再現条件は不明。
  • 左右ユニットの接続が不安定。片側だけ使っていた時に、後からもう一方をケースから出すとノイズが乗ったり、同期がズレたり、音がでなくなったりする。

なお、Hey Siriは使えませんが、それ以外の挙動は第1世代と同じです。

  • ダブルタップで再生・停止
  • ダブルタップで電話の応答、通話中にダブルタップで切断
  • 耳からの取り外して再生停止はしない
  • ケースに戻して蓋をすると接続切断

また、残念ながら、Android向けにリリースされていたバッテリー残量表示のユーティリティアプリは使えません。このアプリがW1チップ向けだったので、H1チップになった第2世代に対応できないのでしょう。

追記:第2世代のAirPodsにも対応しました。

ということで、いまのところ第2世代のAirPodsはAndroidで使うことはお勧めできません。第1世代がディスコンになってしまったことですし、Androidユーザーは素直にPixel Budsとかを使ったほうがいいのかもしれません。