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Nature Remo 3実機レビュー。セットアップが簡単に。壁掛け対応なのも地味にうれしい

人感センサーの使い道を考えたい

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先日発表されたスマートリモコンNature Remo 3をレビュー用に送っていただきました。ということで、さっそくリビングで利用しているNature Remoと交換してみました。

そのせっかくなので既存モデルと並べてみました。Nature Remoの第1、第2世代と比べると気持ち小さくなり、デザインも柔らかくなった印象です。

背面にも、Nature Remo Miniと同じく、壁掛け用の穴が追加されました。いままで両面テープ貼り付けだったので、地味にうれしい。

ただ、電源があいかわらずmicroUSBなのは、やや残念。まぁ、これまでのケーブルを流用できるのはいいところなのですが。

そんなNature Remo 3ですが、一番変わったと感じたのは、セットアップの簡単さ。これまでのRemoシリーズは、スマートフォンとRemoをWiFiで接続してセットアップを行うため、スマートフォン側で接続先を変更したりする必要がありました。しかし、2.4GHz帯しか使えないこともあり、環境によってはこれがうまくいきません。これまで10回近くRemoのセットアップを行っていますが、1度としてすんなりと設定できたことはありませんでした。

それが今回はBluetooth経由での接続が可能になり、セットアップが非常にスムーズです。拍子抜けするぐらい簡単にセットアップが終了しました。

▲設定はNature Remoアプリから。すでにデバイス選択に第3世代が追加されていました
▲あとは電源を入れ、途中でWiFi接続の設定だけ行えば、数分でセットアップは完了します

セットアップの完了後、これまで使っていたRemoを置き換えるような場合には、1からスマート家電を登録し直すのが面倒……となりますが、これまで利用していた設定をそのまま引き継ぐことが出来ます。

肝心の機能面では、人感センサーのトリガーで、「反応したら」が使えるようになりました。第1世代と第2世代にも人感センサは搭載されていたものの、これまでは「反応しなかったら」というトリガーしかなく、寝落ちしたり、1人暮らしで家に誰もいなくなったら電気を消すといった使い方しかできませんでしたが、Remo3では、玄関に設置して人感センサが反応したら照明を付けると言ったことが可能になります。

「反応したら」と「反応しなかったら」を組み合わせると、反応したら照明を点け、その後10分間反応がなかったら照明を消すといった使い方も出来そうです。

このほか、トリガーには「電力消費が大きい」という項目も追加され、Remo Eとの組み合わせで消費電力が一定値を超えたらエアコンを消すといった操作も可能になっています。また、家電を操作するのではなく、通知だけを送りあとはユーザーに操作を任せるといった使い方も可能です。

ちなみに、Bluetooth LEについては、対応したとはいえまだ自由に使えるわけではなく、対応機器はmornin’ plusのみとなっています。このあたりは今後の拡充を期待したいところです。

なお、Nature Remo 3の新機能については、公式がブログ記事でまとめているので、そちらも合わせてご確認ください。