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電磁気ホイール採用のモバイルマウス、MX Anywhere 3発売

チルトホイールがなくなったのは残念だけど、USB-Cなのはうれしい

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Logicoolのモバイルマウス、MX Anywhere 3を購入してみました。これまで、モバイル用にMX Anywhere 2Sを利用していましたが、その後継モデルとなります。

MX Anywhere 3の特徴は、上位モデルに採用されているMagSpeedホイールを搭載していること。普段は1ラインずつスクロールし、カチカチとした感触のあるラチェットモードを利用していても、高速スクロールをすると、自動的にフリースピンモードに移行します。もちろん、スクロールを止めれば再びラチェットモードに。

引き続きモードシフトボタンも搭載しているので、普段からフリースピンで利用することも可能です。

ただ、残念なことに、MagSpeedホイール採用のためか、MX Anywhere 2Sでは対応していた左右のチルトスクロール操作がなくなりました。代わりに側面のボタンを押しながらホイールを操作すると水平スクロールとなります。

この辺りは、慣れそして好みの問題ではありますが、個人的には組み合わせ操作が面倒だと感じるので、やや残念なところです。

ちなみに、この側面ボタンとモードシフトボタン、ホイールの押し込み動作はLogicool Optionsで変更可能。アプリ毎に動作を変えることも可能です。

そんなMX Anywhere 3で一番うれしいのは、充電がUSB Type-Cになったこと。これマウスの充電用にmicroUSBケーブルを引っ張り出さなくても済みそうです。

接続はBluetoothもしくはLogicoolのUnifyingレシーバーを使用。背面ボタンにより3台のデバイスを切替えて使用できます。Logicool Flowにも対応しているので、複数のPC間で切替えることなく、マウスカーソルの行き来も可能です。

せっかくなので、MX Anywhere 2Sと比較。デザインは似たような雰囲気ですが、全体的に角が取れて丸くなった印象です。

▲MX Anywhere 3(左)と前モデルのMX Anywhere 2S(右)

重さも99gでMX Anywhere 2Sの106gから軽くなっています。これも好みの問題ですが、私としてはMX Anywhere 2Sの重さの方が好きです。

裏のシリコンが劣化してくると、ちょうどよい按配になるのかもしれませんが。

▲左がMX Anywhere 3、右はMX Anywhere 2S