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Matter対応、赤外線を強化した「SwitchBot ハブ2」3月24日発売

壁掛けできないのがちょっとつらい

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SwitchBotが、Matterに対応した「SwitchBot ハブ2」を国内発表しました。3月24日に発売で、SwitchBot公式ストアでの価格は8980円(税込)。

ハブ2は、SwitchBot製品をネットワークに接続するために必要なゲートウェイデバイス。ようするに、SwitchBotハブミニの上位モデルです。

大きな特徴として、デバイス前面に温度と湿度を表示可能に。もちろん、温度と湿度をトリガーにエアコンを入れたり、加湿器を動かしたりといったことも可能です。設置場所によりますが、温湿度計は不要になるかもしれません。

ただし、温湿度センサーを本体に内蔵してしまうと、WiFiモジュールの発熱の影響を受けるとのことで、このセンサーは専用ケーブルに内蔵されています。

それは構わないのですが、このケーブルは電源のUSBケーブルでもあるので、このケーブル以外は利用できないということになっています。せめてセンサー部以降は、分離できるようにしてほしかったところ。

また、温湿度表示だけではなく、赤外線機能も強化されています。メインの赤外線LEDのほか、補助用が6個、受信用に2個の赤外線モジュールを搭載。これはハブミニの2倍とのこと。

これにより、赤外線の送信範囲も約2倍になっており、設置の自由度が増しています。ただし、ハブミニとは違い、壁掛け用の穴が本体にありません。基本は机上で使う感じですが、一応、壁に貼り付けるようの両面テープは付属しています。

もう一つの機能強化としては、やはりMatter対応が大きなところ。MatterブリッジとしてSwitchBotのBluetooth製品(WiFi非対応でBluetoothにのみ対応している製品)をHomeKitに接続可能になります。

発売時点ではSwitchBotカーテンとブラインドポールのみですが、順次アップデートが行われるとのことです。

このほか、発売時期等は明かされていませんが、IP65の防水防塵で屋外でも利用できるSwitchBot防水温湿度計も発表されています。

製品自体にディスプレイはないのですが、計測データはハブ2で表示できるとのこと。何か面白い使い方ができるかもしれません。