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ライカMマウント対応のレンジファインダー式デジカメ「Pixii」。約45万円で12月下旬に発売

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フランスのスタートアップ企業Pixiiが、ライカMマウントに対応するレンジファインダー式デジタルカメラ「Pixii」を12月下旬に欧州で発売します。

Pixiiは、ライカMマウントレンズを装着可能なデジタルカメラ。付属する変換アダプタを使えばM39/LTMレンズにも対応します。

背面ディスプレイは搭載せず、撮影は光学式0.67倍のレンジファインダー越しに行います。また、オートフォーカスにも対応せず、フォーカスと絞りは手動操作です。ただ、すべてが手動なわけではなく、本体上面には、ISOや露出などを調整するためのダイヤルとOLED画面が搭載されています。

APS-CサイズのCMOSセンサを搭載しており、画素ピッチは5.5μm。4080 x 2732サイズのJPEGとRAW(DNG)を撮影可能です。

SDカードには対応しておらず、データはすべて内蔵ストレージ(8GB/32GB)に記録。足りなくなった場合には、本体のUSBポートにUSBメモリを接続し、データを移せるとのことです。バッテリも交換式ではなく、本体にUSBケーブルを接続して充電します。

そのほか、無線は802.11 b/g/nとBluetooth LE 4.2(5.0にアップグレード可能)に対応。本体サイズは138x79x33mm、重さ460g。

気になる価格は、価格はストレージ8GBのシルバーアルミニウムモデルがが3480ユーロ(約44万6000円)、8GBのスペースグレイとブラックモデルが3540ユーロ(約45万4000円)。32GBモデルは2019年早期の発売で、3850ユーロ(約49万3000円)から。なお、価格にはそれぞれ20%の付加価値税(VAT)が含まれています。

予約は12月14日から開始され、フランス、スイス、ルクセンブルグ、英国では12月下旬発売。他の地域の価格や発売時期は2019年第1四半期に発表するとのことです。

Mレンズが使えるレンジファインダーのデジタルカメラと言えば、ライカM10-Dがありますが、価格は100万円程。それを考えれば、50万円しないPixiiはお手頃価格と言えるのかもしれません。

(via CNET)
(source Pixii)