比較的低価格ながら、品質に優れた製品を数多くリリースしているSOUNDPEATSが、LDACに対応したハイレゾモデル「SOUNDPEATS Capsules3 Pro」を発売しました。SOUNDPEATSとしては、「Air3 Deluxe HS」と「MINI Pro HS」に続く、3機種目のLDAC対応モデルとなります。
LDAC対応のカナル型イヤホン
SOUNDPEATS Capsules3 Proは、形状的にはよくあるカナル型のワイヤレスイヤホン。ステムのゴールド（カッパー？）がアクセントになっています。表面はAir3 Deluxe HSと同じくマット仕上げで落ち着きがあります。
なお、Air3 Deluxe HSとは違い、Capsule3 Proはケースもマット仕上げ。好みの問題かもしれませんが、傷や指紋が目立ちにくいので、個人的にはマットのほうが好きです。バッテリー持ちは、イヤホン単体で最大8時間、充電ケースを併用すれば最大52時間。
Air3 Deluxe HSとの大きな違いは、アクティブノイズキャンセリング（ANC）に対応していること。外側と内側にマイクを搭載するハイブリッド式で、周囲のノイズを最大43dB減衰できるとしています。
ANCの効き具合は調整できませんが、ON/OFF、外音取り込みは切り替えが可能です。また、イコライザーも9つのプリセットから選べるほか、自分で細かく調整することもできます。
イヤホンの表面はタッチ操作に対応しており、下記のような操作が可能です。なお、操作方法は固定でカスタマイズはできません。
| 機能 | 操作 |
|---|---|
| 電源オン | 自動操作：イヤホンを充電ケースから取り出します 手動操作：イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップします |
| 電源オフ | 自動操作：イヤホンを充電ケースに戻します 手動操作：イヤホンのタッチボタンを10秒ロングタップします |
| 再生/一時停止 | 手動操作：イヤホンのタッチボタンを素早く2回タッチします |
| 音量を下げる | 左側のイヤホンのタッチボタンを1回タップします |
| 音量を上げる | 右側のイヤホンのタッチボタンを1回タップします |
| 次の曲 | 右側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップします |
| 電話を受ける/切る | イヤホンのタッチボタンを素早く2回タップします |
| 着信拒否 | 着信中、イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップします |
| 通話切替 | 通話中、イヤホンのタッチボタンを2秒ロングタップします |
| ペアリングモードへ変更 | 充電ケースのボタンを3秒ロングタップします |
| 端末の音声認識アシスタント機能 （Siri/Google）を起動 | 右側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップします |
| ゲームモード （低遅延モード）を有効/停止 | 左側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップします |
| ノイズキャンセルモード/ ヒアスルーモード/ ノーマルモードの切り替え | 左側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップします |
低音はやや強め、高音は伸びやか
LDACを搭載しているからといって高音質というわけではありませんが、SOUNDPEATS Capsule3 Proは、日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」の認証を取得済み。音の作り込みに好き嫌いはあるかもしれませんが、客観的に一定の水準はクリアしていると言えます。
その音質ですが、低音がやや強めな印象はあるものの、同じくHi-Res Wireless認証を受けているAir3 Deluxe HSと比べても高音の伸びが優れている気がします。全体的にはAir3 Deluxe HSと同様に癖がなく、聴いていて疲れない音作りです。ちなみに、個人的には装着感を含めてAir3 Deluxe HSのほうが好みです。
量販店などでも試聴できる場所が増えているようなので、ぜひ聞き比べて欲しいところです。
1月2日までは5%オフで購入可能
SOUNDPEATS Capsule3 ProのAmazonでの価格は8480円ですが、12月27日までは1880円オフクーポンを利用可能。あわせて、クーポンコード「CPS3PBLG04」の適用で5%オフとなり、最終的には6176円で購入可能です。
