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中身がないラップトップ「Nex Dock 2」、スマホを接続してPC代わりに利用可能

もっとバリエーションが増えて欲しい

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最近のスマートフォンはRAM8GBは当たり前、10GB、12GBなんてものも出始めており、実は使っているPCよりもスペックが上なんて人もいるかもしれません。

そんなスマートフォンの能力をPC的に使いたいと思うのは自然なことで、実際SamsungのDexやHUAWEIのPCモードではディスプレイを繋げばPCライクに使用可能です。また、Android Qでは標準でデスクトップモードをサポートするという噂もあります。

ただそういった使い方をするにはディスプレイとキーボード、マウスなどが必要で正直面倒。ならばいっそのこと低スペックなノートPCに繋げて使えれば……と思うところ。

前置きが長くなりましたが、それを実現する「Nex Dock 2」がKickstarterでキャンペーンを行っています。

見た目はごく普通のラップトップ。ディスプレイは13.3インチのIPSで解像度は1920 x 1080。ただし、CPUやRAM、ストレージは非搭載。そこは接続するスマートフォンに依存します。


ただし、38Whのバッテリーと4 x 1Wのスピーカーは内蔵。インターフェースはSDカードスロットにヘッドホンジャック、USB-A(USB 3.0)、USB-C(PD対応充電用)、USB-C(USB 3.0)、USB-C(スマートフォン接続用)、フルサイズHDMIポートを備えます。

ようするにノートPCの外側だけといった趣ですが、その分、スティック型のPCやRaspberry Piなどを接続して使うこともでき、簡単な陳腐化は避けられるかもしれません。

これ自体には何の機能もないため、スマートフォンを接続して使えるかは、完全にスマートフォン側に依存します。

もちろん、ただのディスプレイとしても使えるので、Fire TVやゲームを繋げたりといった使い方も可能です。

この手のものは、以前から定期的に出てきてはひっそりと消えていくことが多いのですが、Nex Dock 2は名前の通りこれが第2世代。第1世代は2016年に出荷された実績があります(当時は主にWindows Phone向けでした)。

コンセプト自体目新しいものではありませんが、今風な外観になっているのは評価したいところです。

現在の最低出資額は199ドルから。上手くいけば9月に出荷予定です。

(source Kickstarter)