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USBハブと一体になった無線ディスプレイトランスミッター「MOKiN」

便利といえば、便利な気はする

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ラップトップの画面を外部モニタに出力する際、HDMI出力のついたUSBハブなどを使うのは珍しいことではありませんが、堅くて太いケーブルが煩わしいもの。ケーブルの長さに物理的に制限されるというデメリットもあります。

そこで、ディスプレイ画像をワイヤレス転送してしまうというUSBハブ「MOKiN」がKickstarterに登場しました。

とはいえ、ディスプレイの画像をワイヤレス転送するもの自体は、すでに出回っており、さして珍しいものではありません。MOKiNの特徴としては、USBハブ機能を備えていることと、従来製品よりも低遅延という2点になります。

まず、USBハブ機能ですが、トランスミッター側にUSB-Aが2ポートのほか、SD、microSDカードリーダーを備えます。レシーバー側は電源供給用のUSB-Cのほか、オーディオジャック、VGA、HDMIポートを装備。HDMIとVGAへの2台同時出力にも対応しています。

低遅延に関しては、他社製品が80msの遅延なのに対し、MOKiNは50ms以下だとのこと。いずれにしろFPSなどのゲームでは厳しそうですが、一般的な用途であれば問題はなさそうです。

あえてUSBハブとディスプレイトランスミッターを一体にする必要はあるのかと問われると、微妙な気がしなくもないのですが、いざ使おうと思ったらトランスミッターが見つからないといった事態は避けられるかもしれません。

現在の出資額は699香港ドル(訳1万円)から。うまくいけば4月には出荷の予定です。

(source Kickstarter)