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Google、AIを使った影絵遊び「Shadow Art」を公開

1人でやるには難易度高め

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GoogleがAI実験室、A.I.Experimentで、お題に沿って指(手)で影絵を作り、それを時間内にAIが認識するというゲーム、Shadow Artを公開しました。

指でウサギや犬などを作る影絵遊びは、1度くらいはやったことがあると思いますが、Shadow Artは、それをAI(TensorFlow)で認識させるというもの。実際には影ではなく、手そのものをカメラで捉えます。

A.I.Experimentなのでブラウザベースのゲームですが、画像認識のためにカメラが必須です。なお、スマートフォンでも遊べます。

ただ、スマートフォンの場合、インカメラが使われるのですが、背景に余計なものが写っていない状態が必要(自分の体も写ってはダメ)なので、壁などに向かって行うことになります。

お題の影絵は12干支。影絵によっては両手を使うものもあるので、1人で遊ぶには結構厳しく、誰かにスマートフォンを持ってもらう必要がありそうです。 アウトカメラに切り替えられれば簡単そうなのですが、フロントカメラ固定のようです。

AIが認識すると課題クリア。2問目からは20秒の制限時間があり、その時間内に認識させればクリアとなります

目標は12干支すべてのクリア。だからどうしたと言われるとそれまでですが、友人や家族と遊ぶにはちょうど良さそうです(中国の旧正月に合わせてのリリースのようです)。

ちなみに、今年の干支は日本ではイノシシですが、他の国ではブタです。もともと干支の漢字は「亥」でしたが、のちに「猪」の字があてられた際、日本ではイノシシの意味だったのでそうなった様子。中国では、猪はブタを意味するそうです。

(source Google, AI Eperiment)