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Google、環境に溶け込んだ通知を行う「アンビエント通知」のコンセプトモデルを披露

通知に気付けるかどうかは別の話

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Googleやサードパーティ、個人開発者などが作成した様々な実験的コンセプトを披露する場として提供されている「Experiments with Google」にて、タイマーや通知などをデジタル音で知らせる代わりに、そよ風や瓶をたたく音など、環境に溶け込んだ方法で通知するコンセプト「Little Signals」が公開されています。

Googleがめざすアンビエントコンピューティング(人が個々の端末などを意識することなく、環境全体を1つのシステムとして操作できるようにするもの)の1つといったものですが、デジタルな通知音の代わりに、空気の流れ、時計の動き、ヤカンの笛、影の変化など、ちょっとした音や視覚の変化でユーザーに知らせます。

プロモーション動画を見る限り、「これで本当に気が付けるのか?」と思わなくはないものの、コンセプトとしては面白そうです。

なお、コンセプトではあるものの、その作り方と3Dファイルも公開されています。まったく同じものができるわけではありませんが、通知の代わりにそよ風を起こす「Little Signals Air」は実際に制作可能です。

これを変更して他のコンセプトモデル作成する際のアドバイスもあり、頑張ればどれも作成自体は可能な様子です。

Source: Little Signals via CNET