iPhone X/XSのカメラで手軽に360度撮影を行う「Fusion Lens」レビュー

iPhoneでそのまま撮影・共有できるのが魅力です

RICOH Thetaに代表される360度撮影が可能なカメラは、だいぶ一般化した感がありますが、せっかく高性能なカメラを搭載するスマートフォンがあるのだから、これで360度撮影が出来たら便利そうです。

そんな想いを実現してくれるiPhone用のアタッチメント「Fusion Lens iPhone XS」を日本ポステックから提供頂きました。現在、Makuakeでキャンペーン中の製品です。

この製品、iPhone 7/8、7 Plus/8 Plus用は、2018年の夏にMakuakeでキャンペーンを行っており、今回はそのiPhone X/XS版です。なお、iPhone XS Maxには非対応なので注意してください。

ケースを付けたままでも装着可能

製品は前後それぞれ用のレンズとiPhoneに嵌めるケース、スペーサー、収納袋の組み合わせ。

この手のレンズ、プラスチックで安っぽいものも多いのですが、レンズ本体部分はダイキャスト製のようでかなりしっかりした作りです。

公式には、「Apple純正のシリコンケースのみ装着した状態でも取り付け可能」となっていますが、カメラ部の出っ張りと面一~多少出っ張る程度の薄手のケースならば、そのまま装着できます。むしろ、ケースを使わない場合には付属のスペーサーが必要です。

▲手前のがスペーサー
▲iPhoneを裸で使用する場合に必要です

撮影は専用アプリから。共有も簡単

実際の使用方法ですが、もちろん標準のカメラでは撮影できず専用アプリを使用します。

FusionLens
FusionLens
開発元:NoMatterWhat Technologies
無料
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使い方はとても簡単で、Fusion Lensを装着した状態で専用アプリの撮影ボタンを長押しするだけ。前と後ろのカメラの計2回撮影し、アプリで合成して360度画像に仕上げます。

撮影した画像は、iPhoneのカメラロールでは表示されず、Fusion Lens内での未表示が可能です。アプリ内であれば、写真をグリグリと動かして360度画像を思う存分楽しめます。

▲写真は、アプリ内であればグリグリと動かせます

しかし、せっかく撮った写真はSNSにアップしたり、他の人と共有したりしたいもの。360度写真はこの共有が手間だったりすることも多いのですが、Fusion Lensでは、表示している画面を切り取って、通常の画像として保存・共有が可能になっています。

フォーマットとしてはスクエア、長方形、ワイドの3つ。静止画のほか、動きのある動画として保存するスピンクルも利用可能。またFacebookなど、対応したプラットフォームであれば360度画像のまま共有もできます。

▲共有メニュー。上部の画像内でも360度写真を弄ることができ、好きなアングルの画像を共有できます。
▲スクエアな画像。いわゆるリトルプラネット
▲ワイド。パノラマ画像のようです
▲ワイドのスピンクル

標準カメラよりも画質は劣る

かなり手軽に360度写真を撮影・共有ができるのですが、写真の画質自体はiPhone標準のカメラよりも劣ります。その理由は明白で、デジタルで拡大処理を行う為。

下記の画像は、Fusion Lensを装着した状態で、標準のカメラアプリを使いイン・アウトの両方を撮影した写真です。

要はこの画像を拡大して360度写真にしているだけなので、どうしても細部にノイズが乗ります。公式で作例として載せている写真(閲覧にはFlashが必要)でも同様なので、こういうものだと割り切るしかないようです。

雰囲気を気軽に残す目的に

建物や景色などを記録のために撮影するというよりも、その場の雰囲気を気軽に残す目的で使うのなら、お手軽でいいと思います。なにより、他の機器を使わずに360度撮影を行い共有まで出来るのは大きな魅力です。

また、今回は静止画についてしか紹介しませんでしたが、360度の動画撮影も可能です。

Makuakeでは2018年12月27日まで支援を募集中。すでに目標額はクリアしており、製品は2019年1月末までに配送予定となっています。

なお、最初にも書きましたが、対応するiPhoneはXとXSのみで、XS Maxは非対応なので注意してください。

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