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Fire TV向けAllCastとAndroidの画面をミラー表示できるMirrorを試してみた

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Android上の動画や画像をChromecastなどの対応機器に送信し、TVで見ることができるAllCastがAmazon Fire TVに対応し、Amazon Appで公開されました。

といっても、Fire TVの画面を飛ばせるのではなく(そもそもTVで映せるしね)、AllCastからの送信を受信できるという機能です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Fire TVにインストールすればあとはすることがありません。立ち上げると上記の画像になりますが、とくに出来る事はなく、また立ちあげて置かなくても問題はありません。

allcast

AndroidのAllCastからはこのように見えます。端末上(あるいはDropbox、Google+上)の写真が動画を選べばFire TVに表示されます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そしてもう一つ、まだβテスト中のMirrorにも対応しており、Androidの画面をミラー表示させることも可能です。上図はTwinky Beamでnasneのライブビューを表示させたものをFire TVにミラー表示したもの。音声が0.5秒くらい遅れますがなんとか見ることができます。

このとき、Miracastと同様にAndroid側では再生を続ける必要があります(ミラー表示なので)。

なお、MirrorはGoogle+のClockworkModコミュニティに参加したあと、ベータテストに申し込み、そのあとでGoogle Playからダウンロードが可能になります。ただし、使用するにはRootが必要です。インストール後、最初に立ちあげた際にRootが必要なだけで、それ以降はRootなしで大丈夫です。将来的にはRoot不要でインストールできるようにしたいとのこと。

mirror

インストール後は、システム設定の「ディスプレイ>画面の共有」からFire TVやApple TV、Chromecastなどを選べるようになります。

Fire TVのAllCastは普通に使う分にはまったく問題がないですね。ただMirrorの場合、こちらのアプリが不安定なこともあり突然切れ、その後Fire TVに接続できなくなったりします。Android側を再起動すると復帰しますが、これは今後に期待かな。