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ハイレゾ対応になった「Earfun Air Pro 3」レビュー。コンパニオンアプリも新登場【PR】

もう1万円以下でもハイレゾ・ANC対応は当たり前になってきました

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新興オーディオメーカーのEarFunが1月に発売した最新ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 3」をレビュー用に提供いただきました。ANCとIPX5相当の防水に対応するほか、あらたにハイレゾ相当コーデックのaptX adaptiveに対応しています。

最近は1万円以下でもANCやハイレゾ対応のものが増えていますが、EarFun Air Pro 3も8980円と低価格。

前モデルのEarFun Air Pro 2からSoCがQualcomm QCC3071に変更になったことに伴い、ハイレゾ相当コーデックのaptX Adaptive(24bit/96KHz)に対応したのが大きな特徴です。また、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント接続にも対応しています。

充電ケース周りはオーソドックス。充電はUSB Type-Cのほか、Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています。バッテリー持ちはイヤホン単体で9時間、充電ケース併用で45時間。

イヤピースはXS、S、M、Lの4種類が付属。LとMのサイズ差が微妙な気がしますが、Mがデフォルトで装着されています。

ステムが少し長めですが、耳から大きく飛び出すこともなく、装着感は良好です。ただし、残念ながら装着検知には非対応。

上部の円形部分がタッチパッドになっており、タップや長押しで各種操作が可能です。ワンタップで音量操作ができるのは、使い勝手がいいです。また、この操作、デフォルトでは下記のようになっていますが、コンパニオンアプリから変更もできます。

操作 右ユニット(R) 左ユニット(L)
再生/一時停止ダブルタップダブルタップ
曲送り3回タップ
曲戻し3回タップ
音量アップタップ
音量ダウンタップ
音声アシスタント起動2秒長押し
ANC/ノーマル/外音切替2秒長押し
電話応答ダブルタップダブルタップ
着信拒否2秒長押し2秒長押し

そのコンパニオンアプリ「EarFun Audio」では、ANCのON/OFFやイコライザー設定などを変更可能。イコライザはプリセットだけでなく、手動で調整も可能です。

また、前述した通り、操作のカスタマイズにも対応。このほか、ファームウェアのアップデートなども行えます。

肝心の音質ですが、いわゆるドンシャリ系で低音が強め。ただ、イコライザ設定で調整は可能です。今後、LE Audioにも対応予定とのことなので、そこは楽しみなところです。

また、ANCの効きに関してはかなり良好。もともとパッシブでの遮音効果が高めではありますが、ANCのをオンにすると耳元にある3Dプリンターのモーターやファンのノイズもしっかりとカットしてくれます。

前モデルもANC対応の低価格イヤホンとしては優秀でしたが、本モデルではさらにハイレゾ相当のaptX Adaptiveに対応。今後LE Audioにも対応するとのことで、お得感は増しています。

もちろん、上を見ればキリがないわけですが、価格と性能のバランスという点では、かなり優秀な1台ではないかと想います。