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ディスプレイに取り付ける省スペース照明「WiT ScreenBar Plus」レビュー【PR】

光源が目に入らないのもポイント。まぶしくない

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10月末にBenQのデスクライト「Wit MindDuo」を紹介しましたが、その後、実はこんな製品もありますよということで、別のライトを送って頂きました。ということで今回は、ちょっと変わったデスクライト「WiT ScreenBar Plus」を紹介します。

ディスプレイに取り付ける変わったスタイル

デスクライトと書きましたが、はたしてデスクライトという範疇の製品なのかは微妙なWiT ScreenBar Plus。使い方が特殊で、ディスプレイに装着する形で設置します。

▲上に載っているのがWiT ScreenBar Plus

この形、単に省スペースというだけではなく、ちゃんとしたメリットがあります。それがディスプレイへの映り込み。通常のデスクライトだと、光源が画面に映り込んでしまい、見づらくなることも。

しかしWiT ScreenBar Plusは、バー状の片面にLEDが配置されており、それを拡散させて手前側を照らす構造です。

▲奥側にあるLEDの光を手前で反射させて下に落とす構造
▲公式サイトのイラスト

ディスプレイへの取り付けは、かっちりと固定するわけでは無く、ゆるく挟み込む感じ。土台部分にウェイトが入っており、かつ表面のゴムシートでずれないようになっています。

▲厚さ1cm~3cmのディスプレイに対応するとのこと

もちろんディスプレイの裏が斜めになっていても固定可能です。

電源はUSB。PCあるいはディスプレイにUSBポートがあれば、そこから電源を取得可能です。余分にコンセントを塞がないので、これは助かります。

操作は付属のコントローラーで。自動調整機能も搭載

ディスプレイに取り付ける照明本体にはスイッチ類はなく、ON/OFFを含め、操作は机上に置く有線コントローラーで行います。

下の写真で左側の点灯しているボタンが自動調整用。これを押すと上部にあるセンサーが周囲の明るさを確認し、最適な明るさ・色温度に調整ます。右側のボタンは手動調整用で、押すごとに明るさと色温度が切り替わり、実際の調整は中央のダイヤルで行います。電源のON/OFFはこのダイヤルのクリックです。

自動調整は、周囲が明るければ The American National Standard Practice for Office Lighting(米国のオフィス照明規格)が推奨する500ルクスに調整。50ルクス以下と暗い環境であれば、照明も300ルクスにし、明るすぎて目が疲れるといったことを避けるようになっています。

ちなみに、手動での調整幅は、明るさが45cmの高さで1000ルクス、色温度は2700~6500Kの範囲で調整可能です。

▲左:2700K、右:6500K

なお、ScreenBarにはコントローラーではなく、本体にボタンが搭載されたWit ScreenBarもあります。コントローラーの有無だけで、基本性能に変わりはないようです。

照明範囲は狭め

ディスプレイに取り付けるスタイルのため、照らせる範囲はBenQのWiT MindDuoやWiT Eye-careと比べると狭めです。500ルクスで照らせる範囲は、ディスプレイから45cm、幅75cmの範囲になるようです。

実際どれくらいかというと、40インチモニタに取り付けたところ、下記のような感じになります。一見すると暗そうですが、手元は明るいので、座って作業をしている範囲では暗さは感じません。もちろん、周りを見渡せば暗いのですが、部屋の明かりをつければ問題はありません(写真では分かりやすいように消しています)。

机上をすっきりさせたいなら最適

公式サイトでの使い方をみると、ディスプレイだけではなく机のパーティションに取り付けたりも出来るようです。スタンドがなく、クランプ式でアームが邪魔になったりすることもないので、省スペース化には向いていそうです。

先にも書いた通り、明るく出来る範囲は少し狭めですが、逆に集中したい場合にはいいかもしれません。