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1980円だけど本格派、小型スマートカメラ「ATOM Cam」がクラファン中【PR】

オプションでいいので、防水ケースが欲しい

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現在、READYFORでクラウドファンディングを実施している小型スマートホームカメラ「ATOM Cam」をレビュー用にお借りしました。1台1980円(クラウドファンディング価格)と格安なカメラでもあります。

スマートカメラを実際に使っているという人は少なそうですが、もの自体はすでにいろいろと販売されています。ただ、価格が高かったり、大きかったり、怪しい中華製でセキュリティが心配だったりということも。

その点、ATOM Camは、約5cm四方の立方体(5 x 5 x 5.6 cm)で重さも約100g。とてもコンパクトで派手な主張もないデザインなので、どこに設置しても目立たないのが特徴です。

▲まさに手のひらサイズ

スタンド底面にマグネットが入っており、冷蔵庫などに貼り付けが可能。付属品に両面テープや貼り付け用の鉄板も入っており、設置の自由度は高めです。

▲底面にZ型のスタンドを装備
▲冷蔵庫などに貼り付けられます

小さいからと言って性能を犠牲にしているわけでもなく、映像はHD画質(1080p)で撮影可能。赤外線ナイトビジョンも搭載しており、暗所での撮影も行えます。

▲バッテリーは内蔵しておらず、別途電源(microUSBへの給電)が必要。ケーブルとUSB-ACアダプタは付属します
▲5V/1Aあればよく、モバイルバッテリでの動作も可能

また、マイクとカメラも搭載しており、スマートフォンのアプリと双方向の通話も可能です。カメラ側から通話を開始することはできませんが、たとえば子供部屋に設置して、「早く寝なさい」といったり、玄関先に設置し、不審者が見えたら声をかけてみるといった使い方ができます。

ただし、ATOM Cam自体は防水ではないので、野外での利用は控えたほうが良さそうです。

▲室内の窓から外に向けて設置すれば、防犯カメラとしても利用できるかも

なお、映像はスマートフォンアプリからリアルタイムに確認するほか、録画にも対応しています。アプリ上から手動で録画の開始・停止を行え、この場合はスマートフォンのストレージに録画されます。本体にmicroSDスロットがあり、こちらへの録画も可能です。

▲最大4カ所のカメラ映像を同時に確認可能。いまのところ画像を見れるのはスマートフォンのみですが、今後PCからも見れるように開発を行うとのこと

最大32GBのmicroSDHCに対応しており、32GBで約2日間の連続撮影が可能。容量が足りなくなると、古いものから削除されるとのことです。

▲底面にmicroSDカードスロット。32GBまで対応します

このほか、動くものや音を検知して録画を開始するイベント録画機能もあります。テレビ番組などで、カメラを仕掛けて動物が通った際に録画する……というシーンを目にすることがありますが、あれを手軽に利用できるわけです。

録画時間は12秒となりますが、何が起きたか(何がいるのか)を見るには十分でしょう。

▲鳥が来ないかと、ベランダに向けて設置していたのですが、試用中には確認できず……残念

たとえば、猫のトイレの回数や量などをチェックするのは、泌尿器系の病気を抱えている場合には特に重要ですが、多頭飼いだとなかなかチェックが大変です。そんなときには、猫トイレが映るようにカメラをセットしておけば、猫がトイレに来るたびに録画され、ちゃんとおしっこができているかも確認できます。

▲赤外線ナイトビジョンで真っ暗でも撮影可能

また、イベント録画を行ったタイミングでスマートフォンに通知を出せます。これを利用すると、玄関にセットして人の出入りを簡単にチェック可能に。共働きで子供が1人で留守番しているような場合には、いつ学校から帰ってきたのか、いつ出かけたのかなどもわかります。

▲16時15分に玄関に動きがあり、映像を見ると長男が帰ってきたことがわかります
▲通知(左)とイベント録画の設定(右)。音に反応しての録画も可能です

また、イベント録画とは別に、室内に設置された煙アラーム、COアラームに反応して録画を開始すると共に、スマートフォンに通知を出せます。出先で通知を受け取ったら、すぐに消防に連絡……といったこともできそうです。

このイベント録画については、microSDを利用しなくても14日間はクラウドサーバーに保存が可能です。このクラウドには、日本リージョンのAWSを利用しているとのことです。

面白い機能としては、タイプラプス撮影にも対応。開始時間と終了時間、インターバルを設定するだけでOKです。あまり家庭で利用する機会はないかもしれませんが、夜景がきれいな高層マンションに住んでいたりするなら、夜~夜明けの撮影をしてみるのも良さそうです。あるいは、キッチンで豆苗の成長の様子を映すのもありでしょう。

家庭内にセキュリティカメラを設置するのは、家族のプライバシー的にも抵抗がある人がいるのではと思いますが(私もその一人)、ペットの見守りや人の出入りを確認する目的なら気にならないのではと思います。

READYFORではすでに100%以上の出資を集めており、目標は達成済み。現在の最低出資額はATOM Cam1台で1980円、3個セットが5940円、5個セットが9900円となっています。

すでにCPUや暗視性能のアップグレードも発表されているほか、追加機能としてPCやMacからのアクセス、GoogleドライブやDropboxへの動画の保存、Apple Homekit対応の開発も行うとのこと。今後のアップデートが楽しみなガジェットです。

READYFORでのプロジェクトは、2月28日までとなっているので、 気になる方はお早めに。