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ZenFone Max(M2)実機レビュー。3万円以下でSD632、RAM4GB搭載

競合するのはnova lite 3あたりでしょうか

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先日発表されたASUSの新端末、ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)。そのうちMax(M2)をASUSのコニュニティーサイト A部でレビュー用にお借りました。ということで、今回はこのZenFone Max(M2)を、もう少し詳しく紹介したいと思います。

まず基本仕様のおさらいですが、 SoCはSnapdragon 632でRAMは4GB。 ストレージは32GBで最大2TBのmicroSDに対応しています。バッテリー容量は4000mAh。

ディスプレイは6.3インチで解像度は1520×720とやや低め。画面上部にノッチはあるものの、左右のベゼルは割と細め。ただ下側はやや太くなっています。

背面は、ASUSのロゴがないと、どこの端末だかわからない。そんなミドルクラスにありがちな雰囲気です。

正面向かって右側面に電源ボタンとボリュームボタン。

左側面にSIMスロット。SIMトレイはnanoSIM x 2とmicroSDが同時に使えるトリプル仕様。なお、DSDV対応です。

上面に3.5mmジャック。

そして下面にあるのは残念ながらmicroUSB。いろいろと端末を使っている人からすると、なんで今更という気になりそうですが、Max(M2)でスマートフォンデビューするような人だと気にならないのかもしれません。

フロントカメラは800万画素。なお、顔認証は行えますが、ZenFone 5のようなZenMojiには非対応です。

背面カメラは1300万画素+200万画素のデュアル仕様。200万画素側は深度測定用です。

そのカメラですが、意外と悪くなく、夜間でも綺麗に撮影できました。

夜間でこれだけ撮れれば十分な気がします。

ベンチマークの結果は、AnTuTuが10万3492、GeekBench 4はシングル1254、マルチ4807。3DMarkはSling Sht ExtremeがOpenGLで525、Vulkanで553。

正直なところ、グラフィック関連の処理はやや重めです。

普段の操作ではもたつきなどは感じられませんが、グラフィックが重いゲームはつらいかもしれません。

4000mAhのバッテリーですが、Wi-Fi環境でYouTubeを連続再生したところ、約18時間でシャットダウンしました。これだけ持てば、旅行や出張などの移動中でも十分に動画やゲームを楽しめそうです。

なお、ZenFone Max(M2)は、Pure Android搭載をうたっていますが、完全に素の(いわゆるバニラ) Androidではありません。

まず違うのがカメラアプリ。これはAIによるシーン判定などを行う関係でオリジナルアプリを使わざるを得ないのでしょう。ハイエンドなZenFone 5よりも認識シーンは少なく13シーンですが、使っている技術自体は同じものだそうです。

▲ちゃんと猫と判定されています

ほかに気づいたのは、ZenMotion。これは画面をダブルタップするとスリープを解除したり、スリープ状態にできるもの。

これはなくても良かったのではとも思うのですが、何かしらのこだわりがあるのでしょう、たぶん。

ざっくりと触った印象としては、2万6500円(税別)という価格を考えれば、スペックも悪くないですし、カメラもそこそこ。初めてのスマートフォンやセカンド端末としてはアリでしょう。

なお、回線とセットでの購入を考えているなら、ASUS公式ストアでZenSIMとのセット購入がお得です。 中身はIIJmioですが、13か月間はデータ容量が3GB増量。かつ料金が620円割り引かれます。

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