2012.12.23

Kickstarterで$139,170を集めたモバイルバッテリ POPがAppleからのライセンス許可が得られず全額返金

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9月にKickstarterで$50,000の目標に対し、1000人から$139,170の出資を集めたPOPというプロジェクトがありました。4つのデバイスを充電できる容量26,000mAhのモバイルバッテリ(据え置き型もあります)で一番の売りはAppleの30ピンコネクタと新しいLightningコネクタの両方を備えている点でした。しかし、AppleからLightningコネクタの使用ライセンスが得られず、全額返金するという事態になっています。集めた金額が多かっただけに、クレジットカードの手数料(3%)、Kickstarterの利用手数料(5%)も馬鹿にならず、約$11,000(約920,000円)の負担になるようです。

そもそもKickstarterは製品が確実に届くということを保証しているわけではなく、資金集めが成功したとしても仕様通りの製品が出来上がるのか(そもそも本当に製品化されるのか)はそれぞれの企業次第という面があります。今回の場合もLightningコネクタを不採用にして製品を作り、出資者に送るという選択肢もあったのですが、「一部の出資者しか満足できないものは出せない」という思いから全額返金に決めたようです。

今回の件、Appleが意地悪をしているという話ではなく、もともとAppleでは30ピンコネクタとLightningコネクタの両方を持つ製品のライセンスは認めていないということなので、事前に確認していなかったPOP側の落ち度ですね(POPが返金を決めた後、Appleがライセンスポリシーを変更して30ピンのDOCKコネクタとLighningコネクタの同時搭載を認めるようになったという話もあるようです)。

そんなPOP、Kickstarterでは全額返金となりましたが、かかった費用の回収は必要なのでLightningコネクタをやめてAndroid充電器としたバージョンの予約販売を自サイトで行なっています(Dockコネクタは備えているようです)。

Kickstarterに出ていたときは気になりませんでしたが、こうしてみると結構便利そうなアイテムではあるんですよね。ケーブルが収納式というのが地味にいいです。出荷は2013年1月予定とのことですよ。

(via pocket-lint)

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