万年筆を使うわけ

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このblogでも度々書いていますが、私は日常的に万年筆を使っています。仕事や家も含めて手書きするときの9割ぐらいは万年筆です。正直なところ、ただ「書く」ということが目的ならボールペンやゲルインクペンの方が使い勝手はいいと思います。特に三菱ジェットストリームの書き味は秀逸だと思います。

にもかかわらず、なぜ万年筆を使い続けているのか?単に「好きだから」というのが最大の理由ですが、他にもいくつかの理由があります(まぁ、主に後付けの理由ですけど・・・)。

まず筆圧の問題。私はもともと筆圧が高く、文字を書くときに無駄に力んでしまう癖がありました。そのせいで、ノートに2〜3行書くだけで手が疲れて、もう書きたくないと思うことがしばしば。万年筆を使うようになって、この癖はだいぶ改善されてきています。万年筆は筆圧0でも書ける筆記具です。逆に高筆圧ではペン先がしなったり、開いたりしてしまうため、上手く使うことができません。最初のうちは慣れませんでしたが、使い続けているうちに筆圧を脱いて書けるようになってきました。ただ、相変わらずボールペンで書くと疲れますが。

2つ目に万年筆で書くと、文字がうまくなったような気がする、というのがあります。書いている文字そのものは変わっていないので、単に錯覚なわけですが、ボールペンなどの抑揚のない筆跡と比べると、幾分上手に見えるのです。元々綺麗な字を書ける人には関係のないことですが、私のように悪筆な人には重要な問題だったりします。

万年筆に対する憧れのようなものもあります。万年筆=大人の道具というイメージがあって、それを使っている自分は大人だなぁっと思ったりするわけです(もっとも、すでにいい歳をしたおっさんではありますが)。自己陶酔、自己満足の世界ですが、これによって書くという行為が楽しくなってきます。

そんな感じで万年筆にはまっていくと、次々に新しいのが欲しくなって行くわけですが、いまはセーラーの9月に出るというプロフィットレアロが気になっていたります。ただ、モンブラン146と同サイズだと私には大きいんだよなぁ。

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