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Android Qでは外部ストレージの利用がサンドボックス化。ストレージの権限も変更に

一般ユーザーは気にする必要はないかな?

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現在ベータ2が配信されているAndroid Qですが、ストレージ関連のアクセス権周りが大幅に変わっているようです。

従来のAndroidでは、アクセス権限は「ストレージ」の1つだけでしたが、Android Qベータ2では、「音楽」「写真と動画」に分割。「ストレージ」という権限はなくなりました。

▲左:Android 9 Pie、右:Android Q ベータ2

なお、単純な権限だけの変更ではなく、Android Qでは外部ストレージを使用するアプリの場合、各アプリが独立したサンドボックスを用意するとのこと。つまり、原則的には他のアプリが使用しているデータには、別アプリからアクセスが出来なくなります。

ちなみに、アプリをアンインストールすると、このサンドボックスはクリアされるとのことです。ただ、「音楽」「写真と動画」「ダウンロード」は共有ストレージとして、アンインストール後もデータが残るとのこと。

この変更は昨年話題になった「man-in-the-disk」攻撃に対応するためのものでしょう。

この影響を一番受けるのはファイルマネージャーアプリですが、「Files by Google」のベータ版がすでに対応しているとのことです。

(via Android Police)
(source Android Developers)