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Android 9 Pieの新機能、Digital Wellbeingを試す

役に立つのかは微妙な気も

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Android 9 Pie向けにベータテストが始まった、スマホの使用方法をちょっと見直そうよという新機能「Digital Wellbeing」。とりあえずそのベータテストに参加してみました。

アプリはベータテストに参加するとGoogle Playからダウンロード可能になります。早速インストールしたところ、アプリ一覧には何も現れず、設定メニューに項目が追加されました。

digital wellbeing

機能としては大きく3つ。まず1つ目はスマートフォンや各アプリの使用時間を管理できるダッシュボード。これがDigital Wellbeingのメイン機能だと思います。

digital wellbeing

使用時間を管理と言ってもペアレンタルコントロールのように設定時間以降は使えなくなるといったものではなく、設定時間を超えましたよと通知をしてくるだけ……と思っていたのですが、時間が来るとアプリが使えなくなりました。

▲設定時間が来ると強制的に左の画面が表示。アプリを起動しようとすると右の画面が表示されます。ちなみにこれはTwitterですが、使えなくなるとアイコンがグレーになります。

ただ使えなくなって、詳細ボタンを押すとダッシュボードに移動し、すぐに解除することはできます。半強制といったところでしょうか。

2つ目の機能は夜間など指定時間に画面をグレースケールにするWind Down。よくあるナイトモードや読書灯(ナイトライト)機能とは違い、本当にただのグレースケールになります。

寝る前に目を休めるのと、もうすぐ寝る時間だというのを思い出させるための機能のようです。

最後の機能はDo Not Disturb。従来のマナーモードの追加機能で、Do Not Disturb設定中は許可したもの以外は通知しないというもの。アプリの通知やメールなどに煩わされずにゆっくり休むための機能です。

これらの機能を駆使すると、本当に使いすぎを防ぎ、心穏やかな生活を送れるのかは定かではありませんが、うっとおしい夜間の通知などを減らせる(無視できる)効果はあるかもしれません。

ちなみに、apkを引っこ抜いてAndroid 9 PieにアップデートしたEssential Phoneにインストールしてみたのですが、メニューに追加はされませんでした。今のところPixel専用になっているようです。