Googleは12月8日(現地時間)、大画面向けに最適化したAndroid 12の新機能12Lのベータ1を公開しました。
Android 12Lは、10月のAndroid Dev Summit 2021で発表されたもの。600dpiを超える大画面端末や折りたたみ端末向けに最適化を行ったAndroid 12の新機能。以前に、Android 12の派生バージョンのようなイメージと書きましたが、どうやらそういうわけではなく、Android 12への機能追加となるようです。
大画面向けの新機能群を12Lと呼んでおり、Androidのバージョンとしては12のまま(APIレベルは31から32に変更)という扱いみたいです。
ベータ1は、Androidエミュレーターで試せるほか、Lenovo Tab 12 Proにインストールが可能。また、Android 12 Betaプログラムに登録している場合、サポートされるPixelにOTAでアップデートされます。
とはいえ、Pixel 5に12Lをインストールしても、大画面向けUIが試せるわけではないので基本的にAndroid 12のままです。Lenovo Tab 12 Proがない場合は、エミュレーターを使えば試すことは可能です。
12Lは、今後ベータ3(2022年2月予定)までテストされたあと、2022年第1四半期に最終リリースが行われる予定となっています。
Source: Android Develpers Blog