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Amazon傘下のRingが家の中を見回るセキュリティドローン発表

階の移動もしてくれるのだろうか?

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9月25日未明(日本時間)に行われた米Amazonのハードウェア発表イベントにおいて、Amazon傘下のセキュリティカメラメーカーRingもちょっと変わった新製品を発表しました。それが、Ring Always Home Camです。

Ringユーザーから「Ringのセキュリティカメラを複数台設置しているものの、たまに窓を閉めたか思い出せず、そこにカメラがあればいいのにと思うことがある」との話がよく寄せられており、これを解決するためのソリューションとしてRing Always Home Camを開発したとのこと。

普通に考えれば、あちこちにカメラを設置したり、設置の自由度を上げたりということを考えそうですが、Ringが考えたのは1つのカメラですべてをカバーするというもの。

自律飛行型のドローンで、室内を決められた航路にしたがって飛行。カメラで様子をチェックします。Ringのホームセキュリティシステムとも連携でき、アラームが鳴ったらその場所を確認しに行くことも可能です。

なお、リモコン操作はできず、常に決められた航路のみを飛行します。飛行中の映像を外部からストリーミングで確認することは可能。航路上に障害物があれば、自動で回避するとのこと。また、常に一定の音量で動作するので、こっそり撮影されるといったこともありません。

なお、Ring Always Home Camは連邦通信委員会(FCC)の承認待ちで、承認が得られるまでは販売は行わないとのこと。

かなりSFチックな製品ではありますが、床の上を片付けておかなくてもいいのが大きなメリット。飛行中に猫に襲われる危険がないのかだけ気になりますが、早く製品化してほしいところです。

source: Ring