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Amazfit T-REX 2の1か月使用レビュー。大型だけど、意外と邪魔には感じない

でもインドアで使うにはオーバースペックかも

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Amazfitが6月に発売したスマートウォッチ「Amazfit T-REX 2」、レビュー用に提供頂き、約1か月間使ってみたので、使用感などをレビューしたいと思います。

ただ、レビューとはいえ、タフネスなT-REX 2をがっつり使い込むために、トレッキングやランニング、マリンスポーツなどに勤しんだわけではありません。そういうものとは無縁の生活を送っている引きこもりなので、日常生活の中で身に着けていたのみ。T-REX 2の性能の1割も使っていないのではと思いますが、何かの参考になれば。

見やすい大型ディスプレイ

Amazfit T-REX 2のディスプレイは、1.39インチのAMOLED。初期設定では無効になっていますが、ディスプレイの常時表示も行えます。常時表示を有効にするとバッテリー持ちが若干悪くなるようですが、それでも私の使い方では5~7日ほどは持ちました。

なお、常時表示は常に有効にするほか、指定した時間のみONにする、指定した時間のみOFFにすることも可能。日中は常時表示にするけど夜間は消しておく、寝ている間も身に着け、すぐに時間を確認したいから夜間だけは常時ONといった具合です。

スマートウォッチの操作としては、画面のタッチやスワイプに対応するほか、上下左右に4つのボタンを搭載しているのも特徴です。左側にある2つのボタン「UP」「DOWN」は、名称の通りスワイプアップとスワイプダウンを行うもの。ボタン操作でスクロールができるので、冬場に手袋をしている場合などに便利そうです。右側のボタンは、「SEL」と「BACK」。「SEL」は選択・決定ボタン、「BACK」は戻るボタンとして機能します。

▲ボタンはクリック感があり、押しやすい

このうち「SEL」ボタンについては、ホーム画面(文字盤画面)ではクイックスタート機能として、特定機能を呼び出すためのショートカットとして機能します。デフォルトでは「運動」に割り当てられていますが、もちろん変更も可能です。

▲アプリの「スマートウォッチ設定」>「クイックスタート」から変更可能

私は運動に割り当てているのですが、利用するのは毎日の日課になっている屋内でのバイク(サイクリング)のみ。

スマートウォッチやフィットネストラッカーの性能アピールとして、「何十種類のスポーツに対応」というのがよくあり、T-REX 2も150種類に対応します。ただ、そんなに必要かというのは常々思うところです。

▲計測データはZeppアプリで確認可能。ただ、運動中の心拍などは気にしますが、運動結果をアプリ上であとから確認したことはありません……

あと、筋トレエクササイズにも対応しているのですが、そもそも筋トレする際は、手首にリストラップやパワーリストを付けることが多いので、スマートウォッチは外してしまいます。なので、あまり活用するシーンはありませんでした。

ちなみに、面白いところでは「チェス」や「チェッカー」なども計測対象になっており、ゲーム中の心拍を測定してくれます。

意外と邪魔にならない睡眠中の利用

最初にT-REX 2を見たとき、睡眠計測ができるとはいえ、このゴツさでは身に着けて寝るのはしんどいのでは……と思っていたのですが、意外なことに、その辺りは全く気になりませんでした。私が普段からスマートウォッチを着けて寝ているというのもあるかもしれませんが、布団に引っ掛かったり、寝ている間に痛くなったりということはありませんでした。

計測データがどれくらい正確かについてはまた別の話ですが、Oura Ringの計測データと比べてみると、大体似たような感じになっていました。

▲左:Amazfit T-REX 2の計測値(Zeppアプリ)、右:Oura Ringの計測値

外に出かけたくなるスマートウォッチ

今回紹介した以外にも音楽コントロールやストレス計測、高度気圧計などの機能も搭載。7月に予定されているアップデートでは、リアルタイムのルートナビゲーションにも対応予定です。

やはり、真価を発揮するのはアウトドアで使った場合なのでしょう。その意味では、これからの季節にはちょうどいいスマートウォッチなのかもしれません。