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最大80Gbps通信に対応するUSB4 Version 2.0発表。11月に仕様公開

USB、規格が多すぎる問題

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black phone with usb jack for cable. usb-c input with a white cable at the top
Image: Alex/Adobe Stock

USB Promoter Groupは9月1日(現地時間)、USBの新規格となる「USB4 Version2.0」を発表しました。11月に予定されている開発者イベント「USB DevDays」にて詳細仕様が公開されます。

USB4 Version 2.0では、転送速度が従来の2倍となる最大80Gbpsまで拡大されます。また、これにあわせてUSB Power Delivery(USB PD)の仕様も更新される予定です。このほか、使用可能な帯域幅の増加にあわせてデータおよびディスプレイプロトコルも更新され、USB 3.2のデータトンネリングが20Gbpsを超えるようになり、DisplayPortおよびPCIe仕様の最新バージョンにも対応するようです。ケーブル自体は従来の40Gbpsのものも利用可能ですが、80Gbps通信を利用するには、新しい80Gbps対応アクティブケーブルが必要となります。

また、従来のUSB4(最大40Gbps)はUSB4 Version 1.0となるようで、これとUSB3.2、USB2.0、Thunderbolt3との後方互換も備えます。

Source: USB-IF(Businesss Wire)