
Glotureが、NanoPCのAndroid 12モデルを販売開始しました。価格はWindows 11 Pro版よりも高い8万9700円。
NanoPCは5.5インチのタッチスクリーンを搭載した小型デバイス。オリジナルはWindows 11 Proを搭載していましたが、「NanoPCに外部映像を表示したい」との要望があり、これを実現した追加モデルとしてAndroid版をリリースしたとのことです。
ということで、本体仕様はWindows版とほぼ同一なのですが、外部入力を実現するためにHDMIポートの1つが入力用になっています。

CPUはWindows版はCeleron J4125でしたが、Android版はRockchip RK3588を搭載。Rockchipのハイエンドプロセッサで最大2.4GHzのオクタコア構成です。GPUはARM Mali-G610 MP4クアッドコアで、8Kビデオエンコードもサポートしています。
5.5インチのタッチディスプレイに外部入力できて、なにか便利なことがあるのだろうか。秋葉辺りで小さなディスプレイ買ったほうが安いんじゃないかなど疑問はいろいろありますが、用途を思いつく人にとっては便利なのかもしれません。