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4月のGoogle Playシステム更新、課金システムやPlay Pointsに新機能追加

開発者は手数料的に大変かもしれないけど、サブスク系はGoogle Playで一括管理できた方が便利というのもある

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Googleが、4月1日に行われるGoogle Playシステムアップデートの情報を公開しました。この情報、毎月公開されてはいるのですが、4月度の更新では、Google Playストアに課金システムの新機能を追加するとのことです。

GoogleやAppleはこれまで、Google PlayやApp Storeを使うアプリやサービスに対して独自の決済システムの利用を制限し、自社の決済システム利用を義務付けていました。しかし、各国で独占禁止法(反トラスト法)に違反しているとの判断が示され、開発者に独自の決済方法の利用を認めるという流れになってきています。

GoogleとSpotifyは3月23日(現地時間)、Spotifyアプリでのサブスクリプションの支払いをGoogle Playで行うか、Spotifyのシステムで行えるかを選択可能にするとの発表を行っています。まずは今後数か月以内にテストを開始し、今年後半に正式リリースの予定です。おそらく、Google Playでの課金システムの新機能というのは、このテストに関わるものと考えられます。

4月のアップデートではこのほかにも、アプリを見つけやすくする新機能やPlay Pointsの新機能なども提供されています。

重要な修正

  • [自動、電話、タブレット、TV、Wear OS]セキュリティとプライバシー、およびシステム管理と診断関連サービスのバグ修正

Google Playストア

  • アプリのダウンロード中に待機時間を短縮し続けながら、ゲーマーがモバイルゲームのプレイを開始できるようにする、ダウンロードとして再生機能の改善。
  • お気に入りのアプリやゲームを見つけるのに役立つ新機能。
  • より高速で信頼性の高いダウンロードとインストールを可能にする最適化。
  • Play PassおよびPlay Pointsプログラムの新機能。
  • Google Play課金の機能強化。
  • デバイスを安全に保つためのPlayProtectの継続的な改善。
  • さまざまなパフォーマンスの最適化、バグ修正、セキュリティ、安定性、アクセシビリティの改善

システムマネジメント 

  • デバイスの接続性、ネットワークの使用状況、安定性、セキュリティ、および更新可能性を向上させるシステム管理サービスの更新。

開発者サービス 

  • Googleおよびサードパーティのアプリ開発者向けの新しい開発者機能。アプリで広告、アクセシビリティ、分析と診断、機械学習とAI、セキュリティとプライバシーに関連する開発者サービスをサポートします。

Source: Google via Android Central