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スマホ2画面化ケース「castAway」のその後

製品もその経過も実にクラウドファンディングらしい

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既存スマートフォンを2画面化する、汎用ケースcastAway。2019年末にIndiegogoでクラウドファンディングを実施しており、2020年5月出荷予定だったものの、コロナの影響で遅延中です。もっとも、コロナがなくても遅れていたとは思いますが。

とはいえ、出荷予定が1~2年ずれ込むなんてことは、ザラにあるのがクラウドファンディングです。castAwayも予定通りには出ないだろうとは思っていましたが、現在は11月出荷に向けて調整中とのこと。

ただ、8月27日付けで、若干不穏なアップデートが記載されています。その内容は、Indiegogoでの販売が出来なくなったので、今後はFacebookページで更新情報を発信するというものです。

一瞬、結局プロジェクトが頓挫したか?と思ったのですが、どうやら、そうではない様子。Indiegogoでは、プロジェクト終了後も製品を販売するECサイトのような機能があるのですが、これを利用できなくなったということのようです。

なぜ販売できないのか、具体的な理由については分かりませんが、更新情報の中では、Indiegogoと詳細な原価を共有したくはなかったとしており、条件的に折り合いが付かなかったのかもしれません。

ともあれ、castAway自体はまだ開発を続けており、出資者に対しては刈らず出荷するとの姿勢を見せているので、気長に待ちたいと思います。

なお、出資時からスマートフォンが変わっていたり、機種変更の予定があったりするかもしれませんが、出荷前に最終的なサイズ確認が行われるとのことで、何かしらの連絡があるまでは待っていれば良さそうです。

source: Indiegogo