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寝ホンとして使える小型イヤホン「1MORE Comfobuds Mini」を試す【PR】

ANCの搭載で普段使いにも

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布団に入りながらイヤホンで音楽を聞きたいという需要は一定数あるようで、「寝ホン」と呼ばれることもあったりします。単に音楽を聞きながら寝落ちしたいというだけではなく、家族に配慮して布団の中でイヤホンを使っているというケースもありようです。

そんな寝ホン、以前に値落ち専用イヤホン「1More ComfoBuds Z」を紹介しましたが、その後継モデルとなる「1MORE Comfobuds Mini」を1Moreからレビュー用に提供いただきました。

寝ホンとはいえ、1MORE Comfobuds Miniは普通のBluetoothイヤホンとしても利用できます。かなり薄型だったComfoBuds Zと比べると、若干サイズアップはしていますが、Comfobuds Miniはかなり小型。このサイズながら、アクティブノイズキャンセリング(ANC)も備えています。

ケースも十分に小型ですが、本体と比べると大きめな印象も。ただ、充電ケース併用で24時間の連続再生が可能とそれなりに大容量のバッテリーを搭載。また、充電はUSB-Cでだけでなく、Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています。

もともと小型で耳への収まりがいいので、パッシブなノイズキャンセリングもそれなりにあります。加えてアクティブなノイキャンもあることで、サイズ感からするとANCの効果はかなり優秀です。

ANCは、ディープとマイルド、風切り音低減に加えて外音取り込みモードを搭載。もちろんANCをオフにすることもできます。風切り音低減というと、通話時のマイクのノイキャンという印象もありますが、海岸や山など屋外の風が強い場所に適したANCモードとのことです。

Bluetoothは5.2で、対応コーデックはSBCとAAC。音質としては低音が少し強めで、高音が逆に少し弱い印象です。また、全体的に音に厚みがなく軽い感じを受けます。

なお、イコライザを直接操作することはできませんが、専用アプリから自分好みの音にチューニングできる「SoundID」を利用できます。いくつか用意されているサンプル音源を使用して、「どちらの聞こえ方が好みか?」というABテストを数回繰り返すと、自分専用のSoundIDが作られます。

なかなかおもしろい機能ではありますが、サンプル音源のみで調整するので、当然聞く曲によっては効果がイマイチだったり、むしろマイナスになることも。とくに私の場合ですが、ボーカルが籠もって聞こえるようになってしまったので、基本的にはSoundIDはオフにして使っています。

寝ホンとしての面白い機能として、眠るときに利用できる「落ち着くサウンド」モードがあります。これは、風の音や雨の音といったいわゆるホワイトノイズ系の音を流し、入眠を促すというもので、30分・60分・90分・120分・150分のタイマー設定も可能です。また、実験的な機能となりますが、音楽再生から40分経過後にユーザーが非アクティブ状態(つまり寝ている)だと検知すると自動でイヤホンの電源を落とすことも可能です。

数日間、実際に1MORE Comfobuds Miniを睡眠時に利用してみましたが、ANCのおかげで夜間の扇風機などの音はまったく気になりませんでした。落ち着くサウンドモードも利用してみましたが、残念ながら、これで入眠が早くなったという感覚はありません。もともと寝付くのが早いということもあるので、眠るのに時間がかかるという人にはいいのかもしれません。

なお、睡眠中にイヤホンが外れてしまったということはありませんが、1度だけ耳が痛くなって夜間に自分で外したということはありました。サイズが小さいとはいえ、残念ながら横向きになると耳が痛いです。これは、人にもよるとは思いますが、普段から横向きで寝ることが多いという人は注意したほうが良さそうです。仰向けで寝ている分にはなんの問題もありません。