ペン内蔵の10.5型Chromebook、ASUS Detachable CM3を試す

とりあえず、スタイラスの取り出しにくさが個体差なのか気になる

ASUSが3月17日に発売したChromebook Detachable CM3(以下、CM3)を購入してみました。発売記念の1万8000円オフで、3万2800円。

10.5型 1920×1200のChromeタブレット

CM3は10.5型のタブレット端末で、着脱式のキーボードと同じく着脱式のスタンドカバーが付属しています。

ディスプレイの解像度は1920×1200(16:10)で、このサイズのChromebookとしてはかなり高解像度。発色も綺麗とても綺麗です。

▲カバーなどを外すと、普通にタブレット
▲背面もシンプル

11インチのiPad Proと比べると、ベゼルが太い分、CM3のほうが若干大きい印象です。

▲iPad Pro 11インチ(左)と比較

インターフェースは、本体右側面にUSB Type-Cと3.5mmイヤホンジャック。左側面に電源とボリュームを備えます。

▲右側面のUSB-Cと3.5mmジャック

このUSB-Cは給電やデータ転送のほか、外部モニターの接続も可能。ただし出力は1440×900までと少し低めです。試しに接続してみましたが、これを超えるとNo Signalになり出力できませんでした。

▲左側面には電源とボリューム

縦横自由なフレックスアングル・スタンドカバー

このCM3の特徴となっているのが、縦横どちら向きでも使えるフレックスアングル・スタンドカバーです。

キーボードが取り外せるとはいえ、縦向きで使うことはそれほどないだろうと思っていたのですが、Twitterのタイムラインを表示しておくのには意外と便利です。

ちなみに、カバーの裏側は下図のような感じ。縦横共に、90度まで無段階で開きます。

剛性の高いキーボード

キーボードカバーは、接合部を折り曲げて角度が付けられるタイプ。Surface Proのタイプカバーと同じような感じです。

剛性はかなり高く、タイピング中にたわみなどは感じません。キートップはプラスチックそのままで、正直安っぽいですが打ちにくくはないです。タッチパッドも96x49mmあり、操作性は良好です。

▲日本販売分は日本語キーボード。これは英語配列も選ばせて欲しい……

スタイラスは抜きにくい……

CM3のもう一つの特徴は、内蔵できるスタイラス。4096段階の筆圧検知に対応しており、操作感もスムーズです。電力を消費するタイプですが、本体に15秒収納すれば、45分間の利用が可能です。

▲収納型は細くて使いにくい……と思っていたのですが、適度な太さ(5x7mmの角形)があり使いやすい

ところでこのスタイラス、横向きにしたときに本体右上に収納できるのですが、これが非常に固い。最初、まったく抜ける気がせず、これで抜き方は合っているのだろうか……としばらく悩んでしまいました。

▲抜け落ちる心配はないけれど、気軽に抜き差しできる感じでもない。爪の長い人は要注意

スタイラスを抜くと、タッチペンツールが起動します。もちろん、設定で表示させないことも可能です。

過不足なく使えるChromebook

CM3のCPUは、MediaTekのMT8183(2GHzオクタコア)でRAM4GB、ストレージは128GB。Core i5やi7などのCPUを搭載するChromebookと比べると、値段なりのミドルクラスといった感じです。

Geekbench 5の結果はシングルコア301、マルチコア1403。Snapdragon 665あたりと同等のスコアで、モタつきなども感じず、アプリも快適に動作しています。

普通のラップトップタイプと違い、膝の上で使いにくかったり、スタンドとキーボードの両方を開かなければいけなかったりと、一手間掛かるのは間違いないです。その分、縦向きでも使え、タブレットとしても使いやすいといったメリットはあります。

ライバルとなるのはLenovoのIdeaPad Duetですが、Duetがセールなどで2万円台でできるのに対して、定価で5万円はやや割高感もあります。画面がわずかに大きく、スタイラスを収納できるという点に差額分の価値を見い出せるかがポイントになりそうです。

ただ、発売記念キャンペーンで1万8000円オフであれば、それほど高い印象はありません。Amazonでは一時的に在庫切れとなっていますが、ASUSの公式ストアでは、4月下旬の配送となりますが注文自体は可能です。

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