1万円ヘッドホンの新定番? ANC搭載のag WHP01Kを試す【PR】

ANCを独立して使えるのが面白い

finalの関連オーディオブランド「ag」から、ハイブリッドノイズキャンセリングを搭載するワイヤレスヘッドホン「WHP01K」をレビュー用に提供頂きました。

WHP01Kは、agが「マニアのサブ機」と位置付けるKシリーズのワイヤレスヘッドホン。1万円以下でありながら、ハイブリッドノイズキャンセリング(後述)を搭載しているのがポイントです。価格的にも最高の仕様というわけではなく、上を見ればもっといいヘッドホンは沢山ありますが、ag自身がこの価格帯では毎違いない定番だとする通り、とりあえずこれを買っておけば大丈夫と言えそうな製品です。

とりあえず外観をざっと見てみると、形状的にはごく普通のオーバーイヤーヘッドホン。内側に折ってコンパクトに収納も可能です。

▲折るのは、左右どちらでも可能

なお、付属品として収納用のポーチも付いてきます。なんていうことのない巾着ですけど。

▲付属品はポーチのほか、充電用のUSB-A to Cケーブルと有線用のオーディオケーブル

インターフェースは左側に充電用のUSB Type-CポートとANCのON/OFFボタン。右側に電源、ボリューム、オーディオジャックがあります。

イヤーパッドは、安っぽさはありませんが、少し浅め。なお、爪で引っかかっており簡単に取り外すことができました。

締め付けも強すぎず緩すぎず、ちょうどいい感じでした。多少のアジャストも可能なので、髪が多い人でも問題はないと思います。

単独で動作するハイブリッドノイズキャンセリング

このWHP01K、ハイブリッドノイズキャンセリングを搭載するのが特徴。逆位相の音を出して騒音を打ち消すノイズキャンセリングですが、その方式には大きく分けて、マイクが外にあるフィードフォワード方式と、内側にあるフィードバック方式があります。

耳に近い部分でノイズを検出できるフィードバック方式のほうが、ノイズキャンセリングとしての効果は高いのですが、仕組みがやや複雑になるため、安価な製品では外側にマイクがあるフィードフォワード方式を採用するものが多くなっています。

しかし、WHP01Kは、内と外、どちらにもマイクがあるハイブリッド方式を採用し、ノイズキャンセリングの効果を高めているとのことです。

▲画像はagのサイトより

実際に試した感じでは、正直なところそれほど強力ではないかという印象。ただ、ANC特有の耳を圧迫するような感じはなく、主に低音域のノイズを程よく打ち消してくれています。

そして、WHP01Kの面白いところは、このANCを独立して利用出来ること。ヘッドホンの電源を入れず、他の機器と接続しない状態でもANCを有効にでき、イヤーマフとして使えます。音楽は聴かないけど、ノイズをシャットアウトして集中したいといった場合に使えそうです。電源を入れずにといっても、ANCで電力は消費しているのですが、なかなか面白い仕様です。

▲左側ユニットにANCのON/OFFボタンがあります

ただこの仕様があるため、本体の電源をオフにしても、ANCがONだと完全には電源は切れておらず、個別にANCもOFFにする必要があります。このあたりは、本体の電源スイッチと連動して欲しかったところ。

リモート会議やゲームにも使える手頃なヘッドホン

最後に簡単に仕様に触れておきます。接続はBluetooth 5.0で対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX LL。このほか有線での接続も可能です。バッテリーはANCオフで最大35時間、オンで最大25時間利用可能。マイク搭載でハンズフリー通話も行えます。

不満点を挙げるとすれば、ANCの切替えをボタン単押しで素早く切替えられるようにして欲しかったところ。現在は2秒間の長押しが必要になるのですが、外音取り込み機能もないので、話しかけられた際など、ANCをオフにするよりヘッドホンを取り外した方が早くなります。人と話すときぐらい外せという話ではありますが、駅のアナウンスなど、ちょっと外の音を聞きたいということもあるので、使い勝手としては重要なところではないかと思います。

肝心の音質ですが、低音がやや弱めに感じましたが、変に強調されたり、高音がシャカシャカしたりすることもなく、全体的にクリアな印象です。個人的な好みで言うと、高音の伸びがもう少し欲しいところですが、9800円という価格を考えれば満足出来るものでしょう。

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