HUAWEI P9の詳細レビュー はじめてのSIMフリー端末としてお勧めしたいスマートフォン

2016.6.19 (更新日:2016.11.30)
Huawei P9

ライカのダブルレンズが特徴なSIMフリー端末、HUAWEI P9を購入したので早速レビューです。
同時に発表されたHUAWEI P9 Liteと悩みましたが、どうせ買うならハイエンドのほうがいいだろうということでこちらを選択。

ハイエンドなSIMフリー端末

HUAWEI P9は価格的にもスペック的にも国内で販売されているSIMフリー端末としてはハイエンドな部類になります。

HUAWEI P9のスペック

そんなHUAWEI P9のスペックは下記。
比較する適当な端末がなさそうなのでGalaxy S7 edgeと比較してみます。

HUAWEI P9 Galaxy S7 edge
ディスプレイ 5.2インチ 5.5インチ
解像度 1920×1080 2560×1440
プロセッサ HUAWEI Kirin 955
2.5GHzx4 + 1.8GHzx4
Snapdragon 820
2.2GHzx4 + 1.6GHzx4
メモリ 3GB 4GB
ストレージ 32GB+microSD(最大128GB) 32GB+microSD(最大200GB)
高さ 約145mm 150.9mm
約70.9mm 72.6mm
厚さ 約6.95mm 7.7mm
重さ 約144g 158g
バッテリ 3,000mAh 3,600mAh
連続待受時間 LTE:約566h LTE:約420h
連続通話時間 WCDMA:約18h VoLTE:約11.9h
メインカメラ 12MPx2 F2.2 デュアルカメラ 12.2MP F1.7
インカメラ 8MP F2.4 5MP F1.7
WiFi 802.11a/b/g/n/ac(2.4/5.0GHz) 802.11a/b/g/n/ac(2.4/5.0GHz)
Bluetooth 4.2 4.2
NFC
USB Type C micro-B(microUSB)

HUAWEI公式サイト

自前でプロセッサを開発できる数少ないメーカーであるHuaweiですが、このP9にもオリジナルのKirinを採用しています。
下記にベンチマーク結果を載せていますが、グラフィック性能は低いものの、処理能力としてはSnapdragon 800/810程度はありそうです。

なお、「Kirin」の由来ですが、Snapdragonが「ドラゴン」なのでそれに対抗して「麒麟」にしたとか。

HUAWEI P9のベンチマーク グラフィック性能は低め

各種ベンチマークの結果です。
比較する適当な端末がなかったので、Galaxy S7 edgeとNexus 5Xの結果も記載しておきます。

ベンチマークアプリ HUAWEI P9
Kirin 955
Galaxy S7 edge
Snapdragon 820
Nexus 5X
Snapdragon 808
Quadrant 38018 40511 18952
AnTuTu 80896 129037 58217
Geekbench 3 シングル:1672
マルチ:5770
シングル:2083
マルチ:4696
シングル:897
マルチ:3051
3DMark 820 2368 1045

グラフィックのスコアは低めですね。
ただいつものようにデレステで確認したところ、3D標準で問題なく動作しました。

2016-06-18 15.56.26

写真レビュー

ここからフォトレビューです。

Huawei P9

パッケージは今時にしては大きめですね。

HUAWEI P9

同封物はUSBケーブル、USB-C変換アダプタ、USB-ACアダプタ、イヤホン、そしてケースが付いていました。

HUAWEI P9

USB-Cケーブルは付属していますが、変換アダプタもついてるのがうれしいですね。

2016-06-19 14.12.41

正面。ディスプレイは2.5D加工で周辺が湾曲しているので、保護シート類は難しそうです。

HUAWEI P9

背面。上部にある四角が指紋センサ。この部分のみ少し凹んでいます。

HUAWEI P9

カメラ部分は出っ張りはなくフラットです。
なお、マークはありませんが、NFCは指紋センサの上あたりにあるようです。

HUAWEI P9

正面向かって右側面に電源とボリューム。

HUAWEI P9

電源ボタンには滑り止めの加工がされており、なかなか凝っていますね。

HUAWEI P9

左側にはSIMスロットがあります。

HUAWEI P9

SIMトレイはmicroSDと兼用するタイプ。最近このタイプが増えていますね。

HUAWEI P9

上部にはマイクのみ。

HUAWEI P9

下部にはスピーカ、マイク、3.5mmジャック、そしてUSB-Cポートがあります。

HUAWEI P9

Galaxy S7 edge、FREETEL REIとの比較

スペックを比較したGalaxy S7 edgeと並べてみました。
5.5インチと5.2インチの比較なので、さすがに大きさはHUAWEI P9のほうが小さいです。

同じ5.2インチのREIと並べてみました。
大きさはP9のほうが若干小さいです。

HUAWEI P9

HUAWEI P9の中身 カスタムOS EMUI 4.1を搭載

OSはカスタムOSのEMUI 4.1を搭載。
設定画面は見やすいです。

標準ランチャーはアプリドロワーがないタイプ

標準のホーム画面はアプリドロワーがなく、ホーム画面上にすべてのアプリが表示されます。

設定により、シンプルな画面に切り替えることも可能です。
フィーチャーフォンに慣れている人は、シンプル画面のほうが使いやすいのかもしれません。

2016-06-19 02.08.42

上部からスワイプダウンで表示する通知エリアとクイック設定は切り替え式になっており、他の端末に慣れている人ほど違和感を感じると思います。

便利機能のナックルジェスチャー

HUAWEI端末の特徴というか、EMUIの機能ですが、指の関節で操作をするナックルジェスチャーという機能を搭載しています。
あまり目立たない機能ですが、スクリーンキャプチャと撮ったり、画面操作の動画を撮るには大変便利な機能です。

ライカ監修のダブルレンズカメラ

HUAWEI P9最大の特徴がライカ監修のダブルレンズカメラです。
カメラアプリの使い勝手はかなり考えられており、使いやすいです。

オートモードで下部にあるタブを引き上げるとPROモードになり、ISOやシャッタースピード、露出、ホワイトバランスなどを細かく設定することができるようになります。

左から右へのスワイプでモード設定画面、右から左へのスワイプで各種設定が表示されます。

まだ使い込んではいませんが、フォーカスは若干遅いかなという印象です。
最近、Galaxy S7 edgeやXperia X Performanceなど高速フォーカスを売りにした機種ばかり弄っていたので余計にそう感じているだけかもしれませんが。

※追記:カメラアプリでは、ファイグリッド、フィボナッチスパイラルというちょっと変わったグリッド表示もできます。

撮影サンプル

まだちゃんと使ってはいませんが、とりあえず机上にあったものを撮影してみました。
カメラについても、Galaxy S7 edgeと比較してます。

まずサラダ。

HUAWEI P9

HUAWEI P9

Galaxy S7 edge

Galaxy S7 edge

続いてマクロ的にデッドプール人形を撮ってみました。
P9では「ワイドアパチャー効果」を使ってF0.95に、Galaxy S7 edgeでは「選択フォーカス」を使っています。

HUAWEI P9

HUAWEI P9

Galaxy S7 edge

Galaxy S7 edge

Galaxy S7 edgeのほうが対象に寄れ、写りもいい気がしますが、価格が2/3のSIMフリー端末ということを考えると十分な感じです。

ただ、カメラを売りにしている機種ではあるので、もう少し期待していたのだけど・・・というのが本音です。

※追記:撮影サンプルを増やしました。

※追記:しばらく使ってみた感じ、HUAWEI P9のカメラはスナップ的に気軽に撮ってもそこそこ撮れますが、プロモードでしかっりと「写真を撮る」感じに使ったほうが真価が発揮できる感じです。

SIMフリー端末デビューにおすすめしたい1台

国内のSIMフリー端末というと「格安スマホ」という言葉に代表されるように低価格、そして低スペックな端末が多いです。
分かったうえで購入する分にはいいのですが、SIMフリー端末をメイン機にしてバリバリ使おうと思っていた、という人がそういう低スペック機を購入すると「SIMフリー端末ってこんなものか」という印象を持たれてしまう気がします。

特に、カメラ性能が高いSIMフリー端末は少ないので、そこで不満を持つ人も多いかもしれません。

その点、HUAWEI P9は国内のSIMフリー端末としては価格が高いですが、それでもキャリアのハイエンド機の2/3ですし、それでいてハイエンド機と同等のカメラ性能、メイン機として使えるスペックがあるので、コストパフォーマンスは高いといえそうです。

※追記:直接の後継ではありませんが、honor 8が国内でも発売になっています。
プロセッサはワンランク落ちますが、RAMが4GBになるなどスペックアップしている部分もあり、P9と同等のカメラで定価も安いのでデザインさえ受け入れられればhonor 8というのもありだと思います。

※追記:新カラーのレッド、ブルーが発表され、価格の値下げも発表されています。

p9redblue

タグ: ,

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

HUAWEI nova liteの安いけどおススメのケース ケースで迷ってたらとりあえず買って損はしない

現在一押しのミドルクラス端末、HUAWEI nova liteのケースを購入してみました。 買ったのは、NILLKINというブランドのケース。 TopAce Huawei Nova Lite 専用ケー

ウェアラブル翻訳機「ili」を持って台湾に行こう! ログバーがiliのモニターを募集中

話した言葉を瞬時に翻訳してくれる旅行に特化したウェアラブル翻訳機「ili」が、モニターを募集をしています。 関連:話した言葉を瞬時に翻訳!ウェアラブル翻訳機「ili(イリー)」は海外旅行をもっと身近に

あなたの一票でシリーズ化! Amazonがオリジナル作品でシリーズ化してほしいものを選ぶアンケート調査を実施中

Amazonプライムビデオで、日本未公開のAmazonオリジナル作品のパイロット版(第1話)を観て、今後その続きを観たい(シリーズ化してほしい)と思った作品を選ぶというアンケート調査を行っています。

Android O Developer Preview 1をNexus 5Xに焼いてみた 今のところ違いはよくわからない

公開されたAndroid Oの開発者プレビュー1を早速Nexus 5Xに入れてみました。正直なところ、新機能についてはまだ実感できないというか、対応しているアプリがないので試せてはいないのですが、なん

Prime Musicを聴くだけ! 抽選で5,000円のAmazonギフト券が当たるキャンペーンがスタート

AmazonがPrime Musicを聞くと2000名に5000円のAmazonギフト券が当たるというキャンペーンを開催しています。 プライム会員限定のキャンペーンですが、無料期間中でも参加OKとなっ

スマホの画面をテレビに出力できるMiracast(ミラキャスト)の使い方

スマホの画面をテレビに出力できるMiracast(ミラキャスト)の使い方

名前だけは聞いたことはあるものの、使っている、活用しているという話をあまり聞かないMiracast(ミラキャスト)、どんなものかと思って実際に使ってみました。 ...

HUAWEI nova liteのコスパは異常 同価格帯の端末では競合がいない

HUAWEI nova liteのコスパは異常 同価格帯の端末では競合がいない

HUAWEIが若者向けのシリーズとしてあらたに投入したのnova、その下位モデルという位置づけのnova liteを購入してみました。 nova liteは公式ショップや量販店では販売しておらず、...

HUAWEI nova liteの安いけどおススメのケース ケースで迷ってたらとりあえず買って損はしない

HUAWEI nova liteの安いけどおススメのケース ケースで迷ってたらとりあえず買って損はしない

現在一押しのミドルクラス端末、HUAWEI nova liteのケースを購入してみました。 買ったのは、NILLKINというブランドのケース。 ...

HUAWEI P10 lite発表 スペックはnova liteよりもやや上で価格は約3万5000円

HUAWEI P10 lite発表 スペックはnova liteよりもやや上で価格は約3万5000円

HUAWEIがMWCで発表したフラッグシップ、P10/P10 Plusに続き、廉価版となるP10 liteを発表しました(ただし、HUAWEIのサイト上では確認できず、画像やスペックはGSMAre...

Androidを搭載したVAIO Phone A発表 24800円で4月7日発売

Androidを搭載したVAIO Phone A発表 24800円で4月7日発売

VAIOはWindows 10 mobileを搭載したVAIO Phone Bizを発売中ですが、同じ筐体にAndroidを搭載したVAIO Phone Aを発表しました。 発売は4月7日。VAI...

MENU

back to top