カテゴリ:News

スマートフォンを曲げることで表示した電子書籍をパラパラとめくれる技術を米の大学が公開

𝕏

※記事の内容は執筆時点のものです。記事内のリンクからアフィリエイト報酬を得ることがあります。

page

クイーンズ大学の研究室が、端末を曲げることで操作ができるスマートフォンReFlexを発表しました。

電子書籍の黎明期、アプリによってはフリックによるページめくりのアニメーションを追求していたりするものもありましたが、最近はそれよりも速度優先になってきた感があります。そんな中にあって、今回のReFlexは端末を曲げることで、本をパラパラとめくるあの感覚と再現することができます。

本体の裏側に曲げセンサと感覚フィードバックを備えており、本をめくるというアクション以外にもゲームなどにも応用可能です。

スクリーンショット_021816_062007_AM

また、端末自体はAndroid 4.4を搭載したスマートフォンで、電話もかけられます。

スクリーンショット_021816_062058_AM

もちろんまだプロトタイプではありますが、研究チームによると、「5年以内に商業利用が可能になるだろう」ということです。

スマートフォンにこの機能が必要か?と問われると、無くてもいいかなという気になりますが、電子書籍リーダに搭載するのはかなり面白そうです。電子書籍ならサムネイルの一覧表示をすれば希望のページをすぐに見つけられはしそうですが、やっぱりパラパラめくるっていうのがいいですよね。懐古主義かもしれないけど。パラパラマンガもデジタル時代に生き残れるかもしれないし。

(via engadget)
(source クイーンズ大学)