海外通販のススメ【その1】 初心者でも使いやすい通販サイトと配送業者

2016.12.21 (更新日:2017.01.06)
海外通販

一昔前に比べると海外通販も随分ハードルが下がり、ほとんど国内通販と変わらない感覚になってきていますが、まだまだ「海外通販」というだけで身構えてしまう人も多い様子。
「そんなのもったいないよ!」ということで、初心者でも利用しやすい海外通販サイトと、日本への発送に使われる配送業者について紹介したいと思います。

海外通販サイト

Amazon.com

本家、米国のAmazonです。

Amazon

日本のAmazonのアカウントは使えず、米国Amazon用に新規にアカウントを作る必要がありますが、住所やクレジットカードの情報などは日本のもので大丈夫です。

すべての商品が日本へ発送可能なわけではなく、むしろ発送可能なものが少ないのですが、スマートフォンやスマートウォッチなどが発売直後から日本へ発送してくれることもあります。

日本へ発送可能な場合には、下図のように「This item ships to Tokyo, Japan.」などと表示されています(ログイン状態の場合)。

Amazon

Amazonの場合、送料と共に「Import Fees Deposit」という費用がかかります。

Amazon

これは、国内通関時に発生する費用(消費税)を前払いするもので、ここでの費用以外、例えば配達時に別途費用を請求されるようなことはありません。
また、費用が余った場合には、後日返金されます。

日本への発送は主にUPSが使われます。

Expansys

主に香港で発売されている製品を扱っているExpansys。

Expansys

基本的にサイトは日本語で、サポートも日本語が通るので購入はしやすいと思います。
ヤマト運輸の代金引換で購入することもできるので、「海外通販はちょっと心配」という人でも買いやすいかもしれません。

ただ、メールでの問い合わせ等々は返信が来ない確率が異常に高い(来るときはくるのだけど・・・)ので、必要であれば電話連絡をお勧めします(国内の番号があります)。

また、新製品の入荷は少し遅めです。
価格的には高くもなく安くもなくという感じなのですが、たまにセールなどで大幅な割引があったりします。

配送はヤマト運輸かFedExを選べます。

1Shopmobile

expansysと同様に主に香港で発売されている製品を扱っている1Shopmobile。

1shopmobile

香港で発売されている端末がメインですが、たまに米国の端末やシンガポール版なども扱っています。
サイトは英語ですが、片言ではあるものの、サポートの人(LISA)は日本語ができます。
平日日中であればチャットでやり取りできるので問い合わせは早いです。

新製品の入荷は早めですが、初値は高く、徐々に値下がりしていくのが特徴です。

配送は、以前はDHLだった気がしますが、今はヤマト運輸だけのようです。

Clove

英国の通販サイトClove。

clove

欧州で販売される端末を扱っているショップです。
入荷タイミングが少し遅い場合もありますが、価格の上乗せなどは基本的になく、ほぼメーカーの希望小売価格通りになっています。

欧州の場合、スマートフォンなどには20%のVAT(付加価値税)というものが掛かります
日本での消費税みたいなものですが、欧州のショップでは「Ex VAT(税抜)」、「Inc VAT(税込)」という2つの価格を表示しているところが多いです。
Cloveもこの表示をしていますが、日本からの場合はVATは掛からないので、「Ex VAT」の価格になります。

Clove

配送はDHL、FedEx、もしくはRoyal Mailが選べますが、到着まで2週間程度かかります。

Handtec

Cloveと同じく英国のショップ。

Handtec

価格もCloveとほぼ同じで扱っているものも大体同じです。
ただ、たまに入手難な端末を価格を上乗せして販売していることがあるので注意が必要。

配送はDHL、FedEx、もしくはRoyal Mailが選べます。

B&H

米国のカメラショップですが、スマートフォンやノートパソコンも扱っています。

B&H

扱っている種類は多くなく、またすべてのアイテムが日本に発送可能というわけではないですが、物によってはかなり安くなっていたりもするので目当ての物があるときはチェックしてみるといいかもしれません。

配送はDHL、FedEx、UPSを選べます。

GearBest

ここ1年くらいで急に存在感を増してきた中国のECサイト。

GearBest

XiaomiやElePhoneなど他では入手が難しい中国圏の端末が購入可能です。

サイトは英語ですが、日本向けセールなども行っており、かなり怪しい日本語が表示されることも。
Twitterで日本語の公式アカウントがあったり、日本語ブログを開設していたりと日本市場に積極的です。

Twitter、ブログでちょくちょくクーポンの情報を掲載しているので買おうとしている製品のクーポンがないかチェックしてみてください。

配達方法としては無料のUnregistered Air Mail、Registered Air Mail、Priority Line、Expedited Shipping(DHL)が選べます。
それぞれの違いについては、公式ブログを参照してください。

通常はPriority Line、急いでいるときはExpedited Shipping(DHL)を選べば問題ありません。

GeekBuying

GearBestと同じく中国のECサイト。
私はまだここでは購入したことがありません。

GeekBuying

GearBestと違って、基本的に日本語は通じません。
担当によっては(一人しか知らないですが)片言の日本語ができますが、かなり意味不明になるので英語のほうが楽です。

扱っているものもGearBestとほぼ同じですが、価格が違ったりするので両方をチェックすると良さそうです(どちらが安いということはなく、ものによって高かったり安かったりしています)。

配送は普通郵便、EMS、DHL、TNTを選択可能です。

配送業者

ここからは海外通販で使われる主な配送業者を紹介します。

ヤマト運輸

クロネコヤマトの宅急便です。
DHL、FedExと比べると通関まで(日本に来るまで)の日数がかかる印象がありますが、通関さえしてしまえば日本国内の動きは速いです。

通関時に費用(消費税)が発生している場合には、配達時に支払います。

最近は、日本向けにはヤマトを使うというショップが増えています。

DHL

国際宅配の大手。
発送地域によって料金は異なりますが、比較的安い印象があります。
発送後、日本への到着・通関までは速いのですが、そこから先でなぜか1日動きがなかったりということもあります。

地域にもよりますが、国内での配達は自社で行うことが多いようです。

ただ、配達は平日日中のみで夜間や休日の再配達は行っていません(土曜の午前中のみ依頼すれば配達してくれます)。
そういう場合は、サービスセンターに連絡すれば佐川急便に委託して配達してくれます。

なお、追跡情報を見て、日本に入ったタイミングで連絡するとそのまま佐川に委託してくれるので待ち時間が少し減ります。

通関時の費用は、配達時に支払います。

  • カスタマーサービス:0120-39-2580

FedEx

こちらも国際宅配の大手。
DHLよりも料金は高めな印象ですが、日本で通関後の動きは速いです。
以前は自社で配達を行っていましたが、2015年12月から日本郵便と提携し、30Kg未満の荷物は日本郵便が配達を行っています。
※30Kg以上はセイノースーパーエクスプレスが担当。

通関時の費用は、後日、振込用紙が郵送されてくるので、それで振り込みます。

  • カスタマーサービス:0120-003200

UPS

ここも国際宅配の大手です。

明示的に使うことはほとんどありませんが、米Amazonからの荷物はUPSになります。

地域にもよりますが、自社配送エリアの場合、平日日中しか配達しておらず、夜間の再配達も受け付けていません。
かつ、3回配達して受け取れないと、発送先に送り返すという仕様になっています(実際に送り返されたことはありませんが、不在票にはその旨記載されています)。

国内の委託先はヤマト運輸で、一度配達されるのを待たなくても、UPSのサイトからヤマトで配達してほしい旨を連絡するとそのままヤマトに委託してくれます。

通関時の費用は配達時に払います。

  • カスタマーサービス:0120-27-1040

TNT

あまり聞きませんが、FedEx傘下の配達業者です。
国内の配送は日本郵便もしくはセイノースーパーエクスプレスが行っており、自社配送はしていない気がします。

直接指定したことはありませんが、Kickstarterの荷物などはTNTで送られてくることもあります。

通関時にかかる費用

よくスマートフォン関連を海外から購入した~というブログなどを見ていると、「配達時に関税がかかった」、「FedExから関税の請求が来た」というのを見かけますが、スマートフォンやパソコン関係の輸入では関税はかかりません。

明細をよく見ると書いてあると思いますが、実際に支払っているのは消費税です。

税率は国内と同じく8%で、購入したものの価格の8%が消費税として徴収されます。
明細には「内国消費税」「地方消費税」と書かれているかもしれませんが、これは私たちが普段払っている消費税も同じで、

内国消費税(6.3%) + 地方消費税(1.7%) = 消費税(8%)

という計算です。

ただし、個人輸入の場合には海外での小売価格の0.6掛けに対して課税するという特例措置(?)があります。

個人の方がご自身の個人的使用の目的で輸入する貨物の課税価格は、海外小売価格に0.6を掛けた金額となります。

少額輸入貨物の簡易税率 : 税関 Japan Customs

なので、海外で10万円で売られているスマートフォンを購入した場合、通関時にかかる費用は、

10万円 x 0.6 x 8%の消費税 = 4,800円

となります。

なお、先の少額輸入貨物の簡易税率を見ると、課税価格が1万円以下のものには消費税がかからないということになっています。

課税価格が1万円以下の貨物の場合、原則として、関税、消費税および地方消費税は免除されます。

少額輸入貨物の簡易税率 : 税関 Japan Customs

なので、0.6掛けして1万円以下、つまり定価が16,666円以下のものは消費税もかかりません。

米Amazonの「Import Fees Deposit」

これらを踏まえたうえで、米Amazonの紹介で書いたImport Fees Depositを見てみると、「製品の価格 + 送料」の8%の費用になっているのがわかります。

Amazon

これは個人輸入ではない場合の課税価格での計算になっているためで、実際には定価($299)の0.6掛け($179.4)が課税価格となり、消費税は$14.35となります。
なので、後日、差額の$10.26分が返金されるはずです。

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