Google、「Project Treble」を発表。ハード依存部分を分離してAndroidのアップデートを促進

アップデートが早くなるのは素直にうれしい。

2017.5.13

Android向けに毎月セキュリティアップデートが配信されていますが、Nexus・Pixel以外にはなかなかタイムリーにアップデートされないのが実情。同様に、Androidの新しいバージョンがリリースされても、Nexus・Pixelがアップデートを開始するのは半年~1年遅れ。次のバージョンがリリースされてからやっと1世代前にバージョンアップなんてこともざらにあります。

Googleはこの状況を改善するため、Project Trebleという新しい取り組みを発表しました。

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Androidのアップデートを容易にする「Project Treble」

現在、ユーザーの手元にあるAndroid端末にアップデートが配信されるまでには多くの作業が必要です。まずAndroidのアップデートがリリースされると、QualcommやMediaTekなどのシリコンマニュファクチャー(SoCのメーカー)が自社チップ向けにカスタマイズ。それをデバイスメーカーに渡し、そこでも自社端末向けにカスタマイズ。その後、キャリア端末の場合はキャリアでのテスト経て、やっとユーザーの端末がアップデートされるという仕組みです。

これに対して、Project Trebleはベンダーの実装(主にチップメーカーの基底ソフトウェア)をAndroidのコアフレームワークから分離し、基底部分の変更することなくアップデートを行えるという仕組みです。

Androidではすでに異なるデバイス上で同じアプリを動かせるCompatibility Test Suite(CTS)という仕組みがあります。今回のProject Trebleはこれをハード側(ベンダーの実装)にもVendor Test Suite (VTS)として広げるもので、「Treble(三重)」はこれに由来しているみたいですね。

このTreble、Pixel向けのAndroid O開発者プレビューではすでに実装されており、Android O以降はすべてこの仕組みになるとのこと。

中の仕組みはともかくとして、ユーザーとしてはアップデートがタイムリーに提供され、新しいバージョンが早く使えるというのはうれしい限り。半年後には次期バージョンのAndroid Oがリリースされますが、まだAndroid 7.0 Nougatにアップデートされていない端末も多いし、いまさらAndroid 5.1でリリースされるもののあるし・・・。

(source Google)

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